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カウンセリング理論に関する『理論と提唱者』まとめ【アプローチ別】

カウンセリング理論

キャリアコンサルタントの資格取得のためには欠かせないカウンセリング理論になります。キャリア理論に比べて、ロープレ向けの勉強という印象になります。

ですので、それぞれの理論を実技のどのシーンで活用できるのかを考えながら覚えておくとロープレに活かすことができる理論が多くあります。

本記事では、そんな試験対策に必要なキャリア理論と提唱者をまとめています。

来談者中心カウンセリング

ロジャーズ

来談者中心カウンセリング(来談者中心アプローチ)

  • 無条件の肯定的関心
  • 共感的理解
  • 自己一致・純粋性
  • エンカウンター・グループ
【キャリコン】ロジャーズの来談者中心カウンセリング【基本的態度】
カウンセリング理論で最初に習うのがカール・ロジャーズ(Rogers,C.R.)の来談者中心カウンセリングになるかと思います。 学科試験でも3つの基本的態度を中心に出題率は高めになっていますし、実技においても重要な理論になりますので、しっかり...

精神分析的カウンセリング

フロイト

精神分析理論

  • 局所論
  • 構造論
  • 発達論
  • 防衛機制
【キャリコン】フロイトの精神分析アプローチ【無意識と防衛機制】
ジークムント・フロイト(Freud,S.)の精神分析理論ですが専門的な用語も多く理解が難しいです。 参考資料としては、キャリコン勉強をしている方なら知っているかと思いますが、いわゆるジル資料に詳しく書かれていますので、読んでみてください。 ...

論理療法

エリス

  • ABCDE理論
  • ビリーフ(信念)
  • イラショナルビリーフ(非論理的な思考)
【ABCDE理論】エリスの論理療法まとめ【イラショナルビリーフ】
論理療法のアルバート・エリス(Ellis, A. )ですが、ABC(DE)理論やイラショナル・ビリーフが過去の試験には出題されています。 木村周先生のキャリアコンサルティングの理論と実際、宮城まり子先生のキャリアカウンセリングに詳しく載って...

認知療法

ベック

  • 自動思考
  • スキーマ
  • 認知の歪み
【自動思考とスキーマ】ベックの認知療法まとめ【認知の歪み具体例】
アーロン・ベック(Beck, A. T. )は認知的アプローチである認知療法を提唱しました。 認知療法のキーワードは、 自動思考 スキーマ 認知の歪み となります。 キャリコン試験の過去問には14回までに2回ほど名前が出てきていますので最低...

グラッサー

  • 現実療法
  • 5つ基本的欲求
  • 全行動
【キャリコン】グラッサーの選択理論と現実療法【5つの基本的欲求】
グラッサー(Glasser,W.)の現実療法もキャリアコンサルタント学科試験の過去問では関連するキーワードの組み合わせ問題等でちょこちょこ出題されています。 選択理論という呼ばれ方もするので、その辺りも含めて覚えておくと得点に繋がる可能性も...

行動的アプローチ

ウォルピ

系統的脱感作

【キャリコン】ウォルピの系統的脱感作とは?【レスポンデント条件付け】
ウォルピ(Wolpe,J.)の系統的脱感作ですが、過去問での出題率は低めとなっていますが、キャリアコンサルティング理論と実際では少し触れられています。 系統的脱感作は行動療法のひとつですが、レスポンデント条件付けが関連性が高い理論になります...

ゲシュタルト療法

パールズ

  • ゲシュタルト療法
  • 「今ここ」での「気づき」
【キャリコン】パールズのゲシュタルト療法【今ここでの気づき】
フレデリック・S・パールズ(Perls, F.)のゲシュタルト療法ですが、キャリアコンサルタント国家試験にも数回名前が出ています。 パールズイコールゲシュタルト療法を知らなければ分からない問題になっていたので、本記事では簡単にまとめています...

交流分析

バーン

  • 交流分析
  • 交流パターン分析
  • ゲーム分析
  • 脚本分析
【キャリコン】バーンの交流分析(TA)のポイント【4つの分析】
エリック・バーン(Berne,E.)の交流分析(Transactional Analysis,TA)ですが、ジル資料に詳細が掲載されています。 自律性の確立 自分と他者とのOK-OKな人間関係作り を目指すもので、交流分析の中の自我状態(P...

アドラー心理学

アドラー

  • 共同体感覚
  • 劣等感
  • 勇気づけ
  • 個人心理学
【キャリコン】アドラー心理学とは【共同体感覚と劣等感と勇気づけ】
アルフレッド・アドラー(Alfred.Adler)のアドラー心理学は過去問での出題率はそれほど高くはありませんが『嫌われる勇気』という本が有名ですし、一般レベルには覚えておきたいところです。 因みに、日本ではアドラー心理学と呼ばれていますが...

フォーカシング

ジェンドリン

  • フォーカシング
  • フェルトセンス
【キャリコン】ジェンドリンのフォーカシング【フェルトセンスとは】
フォーカシングは、来談者中心療法のロジャーズの弟子である、臨床心理学者のジェンドリン(Gendlin)が提唱したカウンセリング手法になります。 キャリアコンサルタント学科試験の過去問にも、4択の1つとして出題されていることもありますので、名...

包括的・折衷的アプローチ

アイビィ

マイクロカウンセリング技法

【かかわり行動】アイビィのマイクロカウンセリング技法【積極技法】
アレン・E・アイビィ(Ivey, A. E. )のマイクロカウンセリング技法は、キャリアコンサルタントの学科試験だけでなく、実技(ロープレ)試験や口頭試問、論述でも使える技法になっています。 覚えることも多いですが、ロープレでの場面を想定し...

カーカフ

ヘルピング

【内面的成長技法】カーカフのヘルピング技法【段階化の内容まとめ】
ヘルピング技法はロバート・R・カーカフ(Carkhuff, R.R.)によって提唱された、包括的・折衷的カウンセリングモデルです。 過去問にも何度か出題されていますのでしっかり覚えておきましょう。 ヘルピングの特徴 ヘルピングには次のような...

國分康孝

コーヒーカップモデル

【キャリコン】國分康孝のコーヒーカップモデル【4つの人間性】
コーヒーカップモデルは國分康孝によって提唱された包括的・折衷的なカウンセリング・モデルになります。 國分康孝はカウンセリングとは「言語的、非言語的コミュニケーションを通して、行動変容を試みる人間関係」と定義しています。 本記事では、そんな國...

ピューイ、イーガン

システマティックアプローチ

【キャリコン】システマティックアプローチの流れ【6つの段階】
キャリアコンサルタントの現場でのクライエントとの向き合い方や問題解決へのアプローチとして、使われているのがシステマティックアプローチになります。 試験対策として勉強しておくことで学科だけではなく実技や口頭試問にまで応用できるものになっていま...

家族療法(システムズ・アプローチ)

ベルタランフィ

システムズ・アプローチ

家族療法(システムズ・アプローチ)のまとめ【◯✕練習問題付き】
家族療法はシステムズ・アプローチとも呼ばれていて、様々な提唱者により発展しているアプローチになります。 過去問での出題率は高くはないですが最低限の知識は持っておいたほうがよいでしょう。 家族療法(システムズ・アプローチ) ルートヴィヒ・フォ...

キャリアカウンセリングの定義

ハー

キャリアカウンセリングの定義

【キャリコン】ハーのキャリアカウンセリングの定義【4つの特徴】
エドウィン・L・ハー(Edwin L. Herr)のキャリアカウンセリングの定義ですが、キャリコンのもっとも本質的な部分となっています。 木村周先生のキャリアコンサルティング理論と実際(5訂版:P53、6訂版:P126)に記載されていますの...

グループアプローチ

モレノ

サイコドラマ

【キャリコン】モレノのサイコドラマ【心理劇とは?】
第15回キャリアコンサルタント学科試験にグループアプローチの設問としてモレノ(Moreno,J.L.)の問題が出題されました。 マクレランドに続き『これ誰?』状態になった方も多かったかと思います。 今後の試験でも出題される可能性もありますの...

アサーション

DESC法

【3つの自己表現】アサーション・トレーニングまとめ【DESC法】
対人場面で、適切な自己表現や自己主張をするためのコミニュケーションスキルを訓練することをアサーション・トレーニングと言います。 アサーション アサーションは自己主張・自己表現という意味になります。 相手の考えを尊重しながら、自分の気持ち、考...

まとめ

カウンセリング理論も出題率は高く、試験対策として抑えておかなければならない理論も多くあります。

キャリア理論と同じく、まずは理論と提唱者を一致させることから始めると良いかと思います。

カウンセリング理論
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