森田正馬の森田療法はキャリアコンサルタント学科試験では、アプローチの組み合わせ問題としてよく見かける印象です。
それぞれ特徴的なキーワードがあるので抑えておきたい所です。
本記事では、そんな森田正馬の森田療法についてポイントをまとめています。
森田療法
森田療法は、1919年(大正8年)に森田正馬(まさたけ)により創始された神経質に対する精神療法になります。
「あるがまま」という言葉を使われることが非常に多く、意味は気分や感情にとらわれず、今自分がやるべき事を実行していく、目的本意の姿勢のことになります。この「あるがまま」という心を育てることによって神経症(不安障害)をのりこえていくことが目的となっています。
入院した場合の治療方法は、
- 絶対臥褥(がじょく)期:約1週間、生活行動以外の活動せずにベッドに横たわる
- 軽作業期
- 作業期
- 社会生活準備期
の様な流れとなっています。
絶対臥褥って技の名前みたいやな!
まとめ
森田療法と、同時に出題されることが多い内観療法の重要なポイントを表にまとめると下記の様になります。
森田療法 | 森田正馬 | あるがまま・絶対臥褥 |
内観療法 | 吉本伊信 | 身調べ |
この組み合わせが、バラバラに出題されていることがあるので要チェックです。
カウンセリング・アプローチの組み合わせの練習問題が下記になりますのでチャレンジしてみてください。
【キャリコン】カウンセリングの各アプローチに関する『◯✕練習問題』
カウンセリングの各アプローチに関する◯✕練習問題になります。 本記事の問題はキャリアコンサルタントの試験対策用に作っていますので、 全過去問の傾向 『キャリアコンサルティング理論と実際』5訂版:木村周 6訂版:木村周,下村英雄 資料シリーズ...