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【キャリコン】ジェンドリンのフォーカシング【フェルトセンスとは】

カウンセリング理論

フォーカシングは、来談者中心療法のロジャーズの弟子である、臨床心理学者のジェンドリン(Gendlin)が提唱したカウンセリング手法になります。

キャリアコンサルタント学科試験の過去問にも、4択の1つとして出題されていることもありますので、名前と理論は一致させておきたいところです。

本記事では、そんなジェンドリンのフォーカシングについてポイントをまとめています。

フォーカシングとは?

フォーカシングとは、クライエントの中にある「言葉にしがたい身体感覚」を傾聴することが問題解消に重要であると見出して、これを中心に体系化した技法になります。

その問題に反応している身体感覚(フェルト・センス)焦点(フォーカス)をあて、フェルト・センスからのメッセージを受け取ることに主眼をおいています。

体験過程理論

体験過程は、クライエントが自分の中で感じられる身体感覚(フェルト・センス)のことであり、刻一刻と変化し流動していく体験のことになります。

この体験過程の流れは、言葉などによって表現されます。感覚を感じ取り言葉によって象徴化されることによって、人が成長する方向へ向かって流れていきます。逆に人の意識が体験過程に向けられず、フェルトセンスを象徴化する機会がないと、体験過程は滞っていまい、様々な心理的困難や問題が生じてくることになります。

フェルト・センス

フェルト・センスとは、何らかの意味を含んだ身体感覚のことになります。このフェルト・センスは、単なる身体感覚というだけでなく、個人やその個人の人生と関係する何らかの「意味」を含んでいます。

ですので、フェルト・センスに注意を向け、やさしくたずねてみると、個人にとって意味のあるメッセージを得ることができるというものになります。

フェルト・センスとの適切な関わりによって、フェルト・センスに内在する意味のあるメッセージを受け取ると、当初の問題や悩みが解き放たれて心理的な変化が生じることにります。

ワイ、ちょっとフォーカシングに興味持ったわ!
フェルト・センスか…!覚えとくで!

まとめ

フォーカシングについてまとめていきました。

過去問でも見かけましたが、印象に残りやすい理論ですので、『ジェンドリン・フォーカシング・フェルトセンス』の組み合わせは覚えておきましょう!

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