学生向けのアセスメントツールの職業レディネス・テスト(VRT)はキャリアコンサルタント国家試験でもよく出題されています。
本記事では、職業レディネス・テスト(VRT)についてポイントをまとめています。
職業レディネス・テスト(VRT)とは?
基礎的志向性と職業志向性を測ることにより、主に中学生から大学生の職業に対する準備度(レディネス)を把握し、生徒が職業に関する自分のイメージをチェックしたり、進路選択への動機付けを促すことができます。
「結果の見方・生かし方」は、ワークシート形式を採用しており、生徒自身が結果の整理をしながら解釈を深めることができ、検査の結果を最大限に生かせるよう工夫されています。
アセスメントツールそれぞれの説明は出来るくらいになった方がエエな!
職業レディネス・テスト(VRT)の構成
A検査 | 職業興味 | 興味が6つの職業領域において、どういった傾向を示しているのかを測定 |
B検査 | 基礎的志向性 | 日常の生活行動から職業への興味・関心の基礎的志向性(情報関係志向、対人関係志向、対物関係志向)の傾向を測定 |
C検査 | 職務遂行の自信度 | 職務遂行の自信度を、A検査と同じ6つの職業領域において、どういった傾向を示しているのかを測定 |
の3つの検査から構成されています。
B検査についてよく試験に出てる印象やなー。
職業レディネス・テスト(VRT)の表示
結果はパーセンタイルで表され、85以上で興味や志向性が強いと解釈されます。
下記の様な結果の表示になります。
参照サイト:職業レディネス・テストの機能と活用
参照サイト:職業レディネステスト
結果を解釈する際に、プロフィールに高低差がある状態は、職業への準備性ができていると考えられます。
まとめ
職業レディネス・テスト(VRT)も過去問の傾向を見ると多く出題されています。
他のアセスメントツールと混同しないように覚えたいところです。
職業レディネス・テスト(VRT)の練習問題が下記になりますので挑戦してみてください。
【キャリコン】職業レディネス・テスト(VRT)の対策『◯✕練習問題』
職業レディネス・テスト(VRT)に関する◯✕練習問題になります。 本記事の問題はキャリアコンサルタントの試験対策用に作っていますので、 全過去問の傾向 一般雇用問題研究会VRT職業レディネステスト を主に参考にしているのと、問は随時追加して...
また学科で出題されやアセスメントツール全種類をまとめた記事が下記になりますの活用してください。
【キャリコン】出題された全アセスメントツール一覧【出題率付き】
キャリアコンサルタント学科試験で必ず出題されるアセスメントツールですが、種類も多く覚えるのがなかなか大変かと思います。 ただ、ほとんど変化することがないため、覚えておくと確実に点数は取れる項目ですし、論述や口頭試問に向けての対策となるため重...
コメント