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【21問~30問】第25回キャリアコンサルタント学科試験【過去問解説】

第25回

このコンテンツは過去の学科試験の、

  • 各問題の解説
  • 各問題の正答
  • 参考書籍・参考資料等
  • キャリコンスタディ内の学習ページ
  • 語呂合わせ

をまとめています。

解説には万全を尽くしていますが、万が一誤字・脱字や間違いがございましたらご指摘いただければと思います。

第25回学科試験 問21~問30の正答解説と参考元

問21

法令上の労働時間に関する問題です。

正答:1

1.〇:選択肢のとおり。(P4)

2.×:罰則(6か⽉以下の懲役または30万円以下の罰⾦)が科されるおそれがある。(P4)

3.×:管理監督者の労働時間の状況も把握しなければならない。(P7)

4.×:高度プロフェッショナル制度の適用対象者には労働基準法に定められた労働時間、休憩、休日及び深夜の割増賃金に関する規定が適用されない。
参考:高度プロフェッショナル制度わかりやすい解説(令和6年4月以降版)(厚生労働省)P3

問22

女性活躍推進法に関する問題です。

正答:2

1.×:女性の職業生活における活躍を迅速かつ重点的に推進し、豊かで活力ある社会を実現することを目的とする法律である。(第一条)

2.〇:選択肢のとおり。(第八条)

3.×:認定を受けた企業が認定マークを商品や広告などに付することができる。
参考:女性活躍推進法に基づく行動計画の策定・届出、情報公表が101人以上300人以下の中小企業にも義務化されます(厚生労働省)

4.×:従業員数に応じた内容の情報公開が求められている。
参考:女性の活躍に関する「情報公表」が変わります(厚生労働省)

問23

男女雇用機会均等法に関する問題です。

正答:4

1.×:労働者の募集及び採用について、性別により異なる情報の提供をすることは差別に該当する。(第五条)

2.×:コース別人事管理制度を実施し男女で異なる扱いをしている場合は差別に該当する。
参考:コース別雇用管理の留意点(厚生労働省)

3.×:募集・採用に当たって、労働者の身長、体重等を要件とすることは間接差別に該当する。
参考:男女均等な採用選考ルール(厚生労働省)

4.〇:選択肢のとおり。(第九条)

問24

労働契約の終了に関する問題です。
(第14回問26と問題、選択肢が同じ)

正答:2

1.×:定年は、60歳を下回ることができない。
参考:高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(第八条)

2.〇:選択肢のとおり。
参考:労働基準法(第五条)

3.×:『雇止めを自由』は不適切。反復更新の実態などから、実質的に期間の定めのない契約と変わらないといえる場合や、雇用の継続を期待することが合理的であると考えられる場合、雇止めをすることに、客観的・合理的な理由がなく、社会通念上相当であると認められないときは雇止めが認められない。
参考:労働契約法(第十九条)

4.×:解雇予告は一切不要は不適切。試用期間が14日を超える場合においては、解雇予告は必要。
参考:労働基準法(第二十一条)

過去問から同じ問題が出ることは稀やないんやで!
しっかり過去問で対策しとこうな!

問25

生徒指導提要(改訂版)に関する問題です。

参考:生徒指導提要(改訂版)(文部科学省、令和4年)

正答:4

1.〇:選択肢のとおり。(P15)

2.〇:選択肢のとおり。(P15)

3.〇:選択肢のとおり。(P16)

4.×:生徒指導と教育相談が一体となってチーム支援体制をつくることが求められている。(P17)

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文部科学省:生徒指導提要

問26

「高等学校キャリア教育の手引き」(文部科学省・平成23年)におけるキャリア教育と職業教育に関する問題です。

参考:「高等学校キャリア教育の手引き」(文部科学省・平成23年)(P36)

正答:4(BとD)

A.×:キャリア教育の定義である。(P36)

B.〇:選択肢のとおり。(P36)

C.×:職業教育の定義である。(P36)

D.〇:選択肢のとおり。(P36)

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文部科学省:キャリア教育

問27

「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(文部科学省・厚生労働省・経済産業省、令和4年6月13日一部改正)で示された、大学等におけるインターンシップの推進に関する問題です。

参考:インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方(文部科学省・厚生労働省・経済産業省、令和4年6月13日一部改正)

正答:1

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P3)

2.×:学生が大学等における教育内容をより深く理解できるとともに、自身のキャリア形成が大きく進展するというメリットがあり、望ましいと考えられる。(P4)

3.×:インターンシップではなく、「オープン・カンパニー」に位置づけられる。(P8)

4.×:要件を満たした場合は使用可能である。(P9)

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経済産業省:インターンシップ推進

インターンシップはなんやかんやで頻出問題や!

確実に押さえておきたいな!

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問28

「健康づくりのための睡眠指針2014」(厚生労働省)で述べられた、メンタルヘルスと密接な関わりのある睡眠に関する問題です。

正答:1

1.〇:選択肢のとおり。(P12)

2.×:成人の目安としては6時間以上8時間未満であり、このくらいの睡眠時間の人が最も健康だということがわかっている。(P13)

3.×:寝だめでは「睡眠」を「ためる」ことはできない。毎日必要な睡眠時間を確保することが大切である。(P11)

4.×:就床時刻はあくまで目安であり、その日の眠気に応じて「眠くなってから寝床に就く」ことがスムーズな入眠への近道である。(P13)

問29

ウェルビーイング(Well-being)に関する問題です。

参考:雇用政策研究会報告書(本文)(厚生労働省)

正答:4

1.〇:設問に関する説明として正しい。
ウェルビーイングレポート日本版2022(ウェルビーイング学会)P2

2.〇:設問に関する説明として正しい。(P13)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(P14)

4.×:就業面からのウェルビーイングの向上と生産性向上は、背反するものではなく相互に影響し合うものであり、好循環を生み出していくことが望ましい。(P13)

ウェルビーイング(Well-being)は、最近ビジネスシーンやキャリコン界隈でも耳にするようになったな!
そういう中では、社員一人ひとりのモチベーション等を高めて、企業が関わる全ての人たちの幸福を目指す経営手法という意味合いが多いんやで!

問30

スーパーが提唱するキャリア発達に関する問題です。

正答:4

1.〇:スーパーは個々人が現実を直視して、生涯にわたり変化する多様な役割を演じ、自分の人生を構築することができると考えた。(P51)

2.〇:選択肢のとおり。(P44)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(P45)

4.×:主観的自己と客観的自己の両者が、個人の経験を統合して構築されていく概念である。(P38)

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