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【キャリコン】感情的アプローチについて【提唱者一覧】

カウンセリング理論

感情的アプローチに共通する基本的な考え方は、次のようになります。

  1. 人は自分の感情に真に触れれば、十全に発達し、自己実現することができる。
  2. 人は、自分の感情や考えを自由に表現し、それを確かめ、それによって自分の経験と感情を呼び戻すような人間関係を求めるものである。
  3. 人はこの感情や経験が自分自身の価値観の基盤となったとき、自己実現を目指して機能できる。

このような観点から、具体的なカウンセリングの展開にあたっては、次の点を重視しながら展開します。

  1. いま、ここに」に集中する。
  2. 想像や知的理解ではなく、「現実」を経験する。
  3. 全感覚を用いて、「自己」、「自分自身の価値」に気づいていく。
  4. 自分の行動、感情、思考に責任を持つ。
  5. カウンセリングの重点は、1対1の「人間関係の質」を高めることである。

本記事では、感情的アプローチに関する理論についてポイントと提唱者をまとめています。

来談者中心カウンセリング

ロジャーズ

感情的アプローチの代表は、ロジャーズによって開発・展開された「来談者中心カウンセリング」になります。

  • 来談者中心カウンセリング(来談者中心アプローチ)
  • 無条件の肯定的関心
  • 共感的理解
  • 自己一致・純粋性
  • エンカウンター・グループ

実技試験においても重要なアプローチとなりますので、しっかり学習しておきましょう。

ロジャーズの来談者中心カウンセリングに関する記事が下記になります。

【キャリコン】ロジャーズの来談者中心カウンセリング【基本的態度】
カウンセリング理論で最初に習うのがカール・ロジャーズ(Rogers,C.R.)の来談者中心カウンセリングになるかと思います。 学科試験でも3つの基本的態度を中心に出題率は高めになっていますし、実技においても重要な理論になりますので、し...

精神分析的カウンセリング

フロイト

フロイトの精神分析学と治療法をカウンセリングの分野に応用したのが、精神分析カウンセリングで、精神分析理論に基礎を置いたカウンセリングになります。

  • 精神分析理論
  • 局所論
  • 構造論
  • 発達論
  • 防衛機制

フロイトの理論についてポイントをまとめた記事が下記になります。

【キャリコン】フロイトの精神分析アプローチ【無意識と防衛機制】
ジークムント・フロイト(Freud,S.)の精神分析理論ですが専門的な用語も多く理解が難しいです。 参考資料としては、キャリコン勉強をしている方なら知っているかと思いますが、いわゆるジル資料に詳しく書かれていますの読んでみてください。...

また、過去にも出題されている防衛機制を僕なりの勉強法でまとめた記事が下記になりますの参考にしていただければと思います。

【学科対策】防衛機制を一言に置き換えて覚える方法【フロイト】
フロイトの防衛機制には、内容から防衛機制の名称が連想しやすいものもあればそうでないものもあります。 また、防衛機制はロープレ等でも、クライアントの心に寄り添うための手掛かりとなるかと思いますので、キャリコンを目指す上では覚えておきたい...

交流分析

バーン

理論的出発点は精神分析に由来しますが、『今、ここ』の感覚や、人間と人間の実存的出会いを土台とするため、人間性心理学(ヒューマニスティック・アプローチ・カウンセリング)の理論として位置づけられています。

  • 交流分析
  • 交流パターン分析
  • ゲーム分析
  • 脚本分析
  • 構造分析

バーン:交流分析:ゲーム分析:脚本分析:構造分析といった関係性は覚えておきたいポイントです。

バーンの理論について過去問の傾向からまとめた記事が下記になります。

【キャリコン】バーンの交流分析(TA)のポイント【4つの分析】
エリック・バーン(Berne,E.)の交流分析(Transactional Analysis,TA)ですが、ジル資料に詳細が掲載されています。 自律性の確立 自分と他者とのOK-OKな人間関係作り を目指すもの...

フォーカシング

ジェンドリン

フォーカシングとは、クライエントの中にある「言葉にしがたい身体感覚」を傾聴することが問題解消に重要であると見出して、これを中心に体系化した技法になります。

  • フォーカシング
  • フェルトセンス

出題率は高くはありませんが、個人的には面白いと感じた理論ですので覚えやすい印象です。

ジェンドリンのフォーカシングについてまとめた記事が下記になります。

【キャリコン】ジェンドリンのフォーカシング【フェルトセンスとは】
フォーカシングは、来談者中心療法のロジャーズの弟子である、臨床心理学者のジェンドリン(Gendlin)が提唱したカウンセリング手法になります。 キャリアコンサルタント学科試験の過去問にも、4択の1つとして出題されていることもありますの...

ゲシュタルト療法

パールズ

ゲシュタルト療法は、実存主義的、現象学的を基盤とした心理療法で、人間をありのままに捉えようとするもので、体験的な『気づき』を経て、より『自分らしく生きる』ことや、価値観を確立する心理療法になります。

  • ゲシュタルト療法
  • 「今ここ」での「気づき」

今ここ』での『気づき』を得る心理療法の体験を重視し、クライアントのゲシュタルトの回復を目標にしています。

パールズのゲシュタルト療法についてまとめた記事が下記になりますので参考にしてください。

【キャリコン】パールズのゲシュタルト療法【今ここでの気づき】
フレデリック・S・パールズ(Perls, F.)のゲシュタルト療法ですが、キャリアコンサルタント国家試験にも数回名前が出ています。 パールズイコールゲシュタルト療法を知らなければ分からない問題になっていたので、本記事では簡単にまとめて...

まとめ

カウンセリング理論は、提唱者と理論やキーワードの組み合わせ問題が多く出題されますので、関係性はしっかり抑えておきましょう。

また他のカウンセリング理論に関して、まとめた記事が下記になりますので参考にしていただければと思います。

カウンセリング理論に関する『理論と提唱者』まとめ【アプローチ別】
キャリアコンサルタントの資格取得のためには欠かせないカウンセリング理論になります。キャリア理論に比べて、ロープレ向けの勉強という印象になります。 ですので、それぞれの理論を実技のどのシーンで活用できるのかを考えながら覚えておくとロープ...
参考文献:キャリアコンサルティング理論と実際木村周
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