サビカスのキャリア・アダプタビリティの4次元は学科試験でも頻出となっていますので、本記事では、そんなキャリア・アダプタビリティが覚えやすいようにポイント等を抑えていきたいと思います。
キャリアアダプタビリティ4次元の覚え方
キャリア・アダプタビリティの4次元は、
- 関心(かんしん)
- 統制(とうせい)
- 好奇心(こうきしん)
- 自信(じしん)
ですが、4つ単語を平仮名にして頭文字を並べて『かとうこうじ』とすると覚えやすいのでオススメです。
このキャリア・アダプタビリティの4次元が高いと、キャリア問題を対処できるという考え方になります。
キャリア関心
キャリア関心とは、職業上の未来に関わる関心のことで、未来に備えることが重要であるという意味になります。
簡単に言うと、未来志向ということになります。
未来への関心やな!
キャリア統制
キャリア統制とは、キャリアを構築する責任は自分にあると自覚し確信することになります。
キャリア関心の流れから考えると、職業上の未来を所有しているという信念や態度になります。
キャリア好奇心
キャリア好奇心とは、自分と職業を適合させるために、好奇心をもって職業に関わる環境を探索することを意味しています。
キャリア統制が高まって、仕事を探したい(未来を統制したい)と思った際に、好奇心を持って職業についてや労働市場などを調べるということになります。
キャリア自信
キャリア自信とは、進路選択や職業選択を行う際に必要となる一連の行動を実行できる自己効力感のことになります。
日常の中で生じる問題を解決できたという自信の積み重ねによって得られます。
まとめ
『関心→統制→好奇心→自信』という一連の流れで覚えると把握しやすいかと思います。
それぞれの内容についても学科試験では出題されることもありますので、ポイントになる部分は押さえておきたい所です。
またサビカスについてキャリア構築インタビューなどもまとめた記事が下記になりますので参考にしていただければと思います。
【キャリコン】サビカスのキャリア構築理論【インタビューとは?】
学科試験でもマーク・L・サビカス(Savickas,M.L.)の出題率はかなり高くなっています。 特にキャリア・アダプタリティ、キャリア構築インタビューはよく見かけるので要チェックになります。 本記事では、そんなサビカスのキャリア構築理論に...