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【キャリコン】シャインの理論【キャリアコーンとキャリアアンカー】

発達論・トランジション

エドガー・H・シャイン(Schein.E.H)に関しても覚えておきたいポイントが多くあります。

  • 組織内キャリア発達論
  • キャリアコーン(組織の3次元モデル)
  • キャリアアンカー
  • キャリアサバイバル
  • キャリアサイクルモデル

どれも試験に出る可能性のある理論になります。

特にキャリアアンカーは有名なので、どういったものかしっかり勉強していきたいと思います。

本記事では、シャインのキャリアアンカーやキャリアコーンなどについてまとめています。

組織内キャリア発達論

組織心理学という言葉の生みの親、組織におけるキャリア開発に焦点をあて、組織内キャリア発達理論を提唱しました。

  • 外的キャリア:経験した仕事の内容や実績、組織内での地位
  • 内的キャリア:仕事人生の中で歩みや動きに対する自分なりの意味付け、価値観

シャインの組織内キャリアの発達理論では内的キャリアは、外的キャリアの基礎となるものとして捉えます。

内的キャリアに注目することは、生きがいや働きがいといった自分のモチベーション、自分らしいキャリアを実現するための手がかりを得ることでもあります。

3つのサイクル

シャインは、組織とのかかわりのみではなく、人が生きている領域を3つのサイクルに分け、それぞれのサイクルに段階を設けました。

  1. 生物学的・社会的サイクル
  2. 家族関係におけるサイクル
  3. 仕事・キャリア形成におけるサイクル

3つのサイクルが相互に影響し合って存在していると述べています。

キャリア・サイクル・モデル

発達段階 時期 概要
①成長・探索・探求 0~21歳 職業を選択するために、自分の価値観を見つけ、能力を開発するための教育を受け、体験を重ねる準備段階にあたる時期。
②仕事の世界へのエントリー 16~25歳 初めて組織に入り、職業に就く時期。組織における仕事の仕方を学びながら、自分の立ち位置・役割を見出そうとする。
③基本訓練 16~25歳 実際に仕事に取組み、困難に直面しながらも乗り越えながら、徐々に組織メンバーとして定着していく。
④キャリア初期 17~30歳 責任のある仕事も徐々に任されるようになる。独立を求める自己と従属させようとする組織の葛藤が生じやすい時期でもある。
⑤キャリア中期 25歳以降 組織の中で明確な立場を確立していく時期。スペシャリストかジェネラリストかの方向性が決まる重要な時期でもある。
⑥キャリア中期の危機 35~45歳 仕事を通じて、自分の価値観や能力をより明確に理解する時期。再認識した価値観を重視するか、現状に留まるかの葛藤が生じやすい時期でもある。
⑦キャリア後期(指導者役or非指導者) 40歳~引退 十分な経験を積み、後輩育成など指導者的立場を担う時期。
⑧衰え及び離脱 40歳~引退 能力のミスマッチや体力・影響力の衰えにより、組織から少しずつ距離を置き、引退の準備を考え始める時期。
⑨引退 後進に道を譲るため引退をする時期。それに伴う様々な変化を受け入れ、新しい生き方を模索する時期。

キャリアコーン(組織の3次元モデル)

組織を3次元構造で表したものがキャリアコーンになります。

キャリアコーンは外的キャリアを表しています。

  1. 組織の垂直方向職位や職階を上がる(下がる)移動(係長、課長、部長などの職に就く)
  2. 円周場に沿った水平方向職能(専門領域)での移動(異なる職能部門を超えるような移動。例:営業部から人事部へ)
  3. 組織の中心に向かうことによって形成されるキャリア:特定の職の部門で長く職務に就くことによって、その職のエキスパートになる。重要な情報にアクセスしやすい位置となる(部内者化)。地位・機能が同一のまま、組織にとっての自己の重要性が変化する。

 

またワイが図形作ったで!褒めて欲しいわ!

名前と何を表しているかというのを覚えてくれたらええんやで。

キャリアアンカー

キャリアを船に例えた場合に、それを繋ぎとめる錨(アンカー)としての働きをするものとしてキャリア・アンカーという概念を提唱しました。

人間はさまざまな抱負やモチベーションから、無意識のうちに心の底にキャリア・アンカーを形成し、それをなかなか放棄しようとはしないという考え方になります。

8つのキャリア・アンカー

  1. 専門・職種別コンピテンス:自分の専門性や技術が高まること
  2. 全般管理コンピテンス:組織の中で責任ある役割を担うこと
  3. 自律と独立 :自分で独立すること
  4. 保障、安定: 安定的に 1 つの組織に属すること
  5. 起業家的創造性: クリエイティブに新しいことを生み出すこと
  6. 奉仕・社会献身:社会を良くしたり他人に奉仕したりすること
  7. 純粋な挑戦:解決困難な問題に挑戦すること
  8. 生活様式:個人的な欲求と、家族と、仕事とのバランス調整をすること

個人が思う仕事の対するイメージで、

  1. 才能と能力:どんな仕事が得意か?
  2. 動機と欲求:どんな仕事をしたいか?
  3. 意味と価値:どんな仕事にやりがいを感じるか?

などの答えが合わさったセルフイメージになります。

キャリアアンカーを明確にすることで、キャリア構築の拠り所になります。

8つのキャリアアンカーは覚えておいたほうが良さそうや。

ワイはペンギンやから船は好きやで!アンカーだけに!

キャリアサバイバル

職務と役割の戦略的プランニングとも言われます。

キャリアサバイバルを行うための6つのステップは下記になります。

  1. 現在の職務と役割を棚卸する
  2. 環境の変化を識別する
  3. 環境の変化が利害関係者に与える影響の評価
  4. 職務と役割に対する影響を確認
  5. 職務要件を見直す
  6. プランニング・エクササイズの輪を広げる

自身のキャリアアンカーを明確化して、キャリアサバイバルを行い、組織が与える職務と役割を分析し、現在または将来就くかもしれない職務や役割を理解することで戦略的にプランニングしていくことが可能になります。

つまりキャリアサバイバルとは、個人のニーズと組織のニーズをマッチさせていくことができます。

まとめ

シャインの理論を改めて勉強しましたが、ざっくりとしか分かっていなかったことが多くて、とても時間がかかりました。

ただ、少しずつ理解していくとなるほどと思えることも多かったです。

過去問でもよく見かけるので、引き続き勉強しておきたいと思います。

過去問の傾向から作成した○×練習問題が下記になりますので、ぜひ挑戦してみてください。

【キャリコン】エドガー・H・シャインの試験対策『◯✕練習問題』
シャインの理論に関する◯✕練習問題になります。 本記事の問題はキャリアコンサルタントの試験対策用に作っていますので、 全過去問の傾向 キャリアコンサルティング理論と実際 / 木村周 新版キャリアの心理学 / ...
参考文献:資料シリーズNo.165『職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査』|労働政策研究・研修機構(JILPT)・キャリアカウンセリング宮城まり子・新版キャリアの心理学第2版渡辺三枝子編著

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