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【キャリコン】第11次職業能力開発基本計画【技能継承と国際連携】

職業能力開発・リカレント教育

令和3年3月29日に第11次職業能力開発基本計画が公開されました。職業能力開発基本計画は、キャリアコンサルタント学科試験過去問では頻出の資料となっています。

本記事では、そんな第11次職業能力開発基本計画の技能継承の促進職業能力開発分野の国際連携・協力の推進についてポイントをまとめています。

技能継承の促進

  1. ものづくりマイスター」等による技能伝承や、技能体験イベント等地域における技能振興等を通じて、若者のものづくり分野への積極的な誘導を推進する。また、デジタル技術を活用した技能継承の取組の普及を図る。
  2. 技能五輪国際大会等を通じ、若年者に対する技能の重要性・魅力の発信の取組を推進するとともに、技能五輪国際大会の運営改善の検討を行う。さらに、特に優れた技能について、より社会の認知度を高め、社会的な評価や価値を高められるよう、卓越した技能者の表彰や技能グランプリ等を通じ、熟練の技能が広く社会に発信される取組を推進する。
  3. 技能五輪国際大会については、子どもを含む多くの国民がこうした競技に触れることにより、出場選手の競技力向上に向けた取組や選手出場のための支援の充実を図るなど、取組を一層推進していく。
  4. 中央職業能力開発協会と連携しつつ、技能五輪国際大会等に取り組むとともに、企業における能力開発・人材育成の好事例やものづくり分野の魅力の発信など、技能の振興及び発展・継承のための取組を推進する。

職業能力開発分野の国際連携・協力の推進

経済のグローバル化が進展し、我が国の企業の海外進出等が活発化する中で、グローバル人材の活用・育成が重要となっています。

  1. 開発途上国における技能労働者の育成を行うために、技能検定等の技能評価システムの開発途上国への移転を図る「技能評価システム(技能競技大会・技能検定)を通じた技能移転事業」について、我が国の強みであるものづくり分野や中小企業が持つノウハウを最大限活用しながら推進し、日本型技能評価システムである技能検定の国際的な普及を進めるとともに、国際水準の技能競技大会の開催ノウハウを移転する。
  2. 外国人の技能実習については、外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律(平成28年法律第89号)に基づき、引き続き技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護を図っていく。

まとめ

全5回に分けてポイントをまとめていきましたが、『計画のねらい』を理解しておくと、あまり悩まずにクリアできそうな気がします。

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