相談過程において必要な技能の項目は学科はもちろん実技でも必要となってくる知識になります。言い換えると、一回の試験対策でどちらのスキルもUPできる項目になります。
また、出題率は高めですが学科の難易度はそれほど高くはない印象ですのでしっかりマスターしていきましょう。
本記事では、相談過程において必要な技能について各項目ごとにポイントを抑えつつ、より詳細なページで学習できるようにまとめています。
相談過程において必要な技能
相談場面の設定
相談場面の設定について一般的な知識を有することが求められます。
- 物理的環境の整備
- 心理的な親和関係(ラポール)の形成
- キャリア形成及びキャリアコンサルティングに係る理解の促進
- 相談の目標、範囲等の明確化
カウンセリングのオープニングでの対応ということになります。
相談場面の設定について、詳細をまとめた記事が下記になりますので参考にしてください。

自己理解の支援
試験範囲の細目では、自己理解の支援について一般的な知識を有することとなっています。
具体的には、
- 自己理解への支援
- アセスメント・スキル
があります。
アセスメント・スキルは実技でも必要な知識になるので、学科と実技連動で覚えていきましょう。
自己理解への支援についてまとめた記事が下記なりますので、読んでいただければと思います。

仕事の理解の支援
仕事理解の支援についても、一般的な知識を有することが必要となります。
- 職業理解
- 職業情報
- 労働市場
- 職業情報の分析
- 仕事理解のアセスメントツール
- 職業能力評価基準
等が仕事理解の支援に関するポイントになります。
実技でも活用できる知識になりますので、下記の詳細ページを読んでおいてください。

自己啓発の支援
- 自己啓発の支援
- 啓発的経験
などについて一般的な知識を学習しておきましょう。
下記に、自己啓発についてのポイントをまとめていますので学習していただいて、用意している練習問題に挑戦してみてください。

意思決定の支援
意思決定の支援のポイントが、
- キャリア・プランの作成支援
- 具体的な目標設定への支援
- 能力開発に関する支援
- 意思決定に関する理論
になっており、学科では意思決定理論が絡んだ出題が多くなっています。
また、こちらも論述やロープレでの口頭試問に活用できる知識になりますので、しっかり抑えておきましょう。
意思決定に関する理論が下記になりますので、参考にしていただければと思います。

方策の実行の支援
学科での難易度はそれほど高くはありませんが、意外と見落としていた箇所から出題されることもあります。
- 相談者に対する動機づけ
- 方策の実行のマネジメント
- 方策の実行6つのステップ
- 3つの方策
この辺りがポイントになっています。
方策の実行の支援についてまとめた記事が下記になりますので参考にしてください。

新たな仕事への適応の支援
こちらも一般的な知識が必要となっています。
具体的には、方策の実行後におけるフォローアップも、相談者の成長を支援するために重要であることを十分に理解し、相談者の状況に応じた適切なフォローアップを行うこと。となっています。
相談過程の総括
システマティック・アプローチの最終段階、キャリアコンサルティングの終結に関する出題項目になります。
- 適正な時期における相談の終了
- 相談過程の評価
がポイントになります。
相談過程の総括についてまとめた記事が下記になりますので参考にしていただければと思います。

まとめ
以上が、相談過程において必要な技能についてポイントになります。
いずれも一般的な知識という範囲内ですので、難易度は問題ないかと思います。ただ、試験では引っ掛け問題も多く、迷わないように明確に把握しておいた方が良い項目かと思います。
また、冒頭にも書いていますが実技に活用できる知識となっていますので、学科の勉強をしながら実技でどう活かすかを考えると自然と理解が深まり定着しやすくなるかと思います。