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【キャリコン】ブロンフェンブレンナーの相互連結の原則【4つの環境】

職務満足理論

ブロンフェンブレンナー(Bronfenbrenner.U.)ですがキャリアコンサルタント学科試験14回までには出題されていなかったかと思います。

ただ、『キャリアコンサルティング理論と実際』5訂版:木村周にも記載されていますので、もしかしたら出題されるかもしれません。

本記事では、そんなブロンフェンブレンナーについてまとめています。

社会学的構造理論

社会学的構造理論は、個人のキャリア影響に及ぼす環境は、物理的、社会的及び文化的ないろいろな次元を持ち、かつそれは空間的、時間的に、時代によって変化しながら個人に影響をもたらすとしています。

4つの環境の次元

ブロンフェンブレナーは、環境(家族)に力点をおいた考え方を相互連結の原則によって、個人の発達に影響を及ぼす環境を4つに分類しました。

ミクロシステム 家族に代表されるように、その構成員の活動、役割、直接的な関係による社会的、対人的影響。例えば、親の職業を子供が継承する場合などがこれに当たる。
メゾシステム 家庭、学校、職場などの複数のミクロシステムからの影響が、相互に関係しながら個人に及ぼす影響。例えば、学生がアルバイトをすることによって家庭や学校のみならず職場の影響を受けるなどがこれに当たる。
エクソシステム 所属する環境とは別のミクロシステムで起こっていることが、間接的に子供の価値観などに影響を及ぼすなどである。
マクロシステム 文化、国家、社会の規範、イデオロギー、性役割、求められる人間像などが個人に及ぼす影響。例えば、世代間の行動様式や職業意識の違いなどがこれに当たる。

また、上記の4つの環境のシステムの他に、クロノシステムという社会文化的システム・ライフイベントに位置するシステムがあります。

まとめ

ブロンフェンブレンナーについてまとめていきましたが、相互連結の原則についてはとりあえずおさえておきたいポイントかと思います。

覚えておいて出題されたらラッキーという感じですね。

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