第15回キャリアコンサルタント学科試験に動機づけ理論の設問としてマクレランド(McClelland D,C)の問題が出題されました。
『これ誰?』状態になった受験生の方も多かったかと思います。(僕もです…)
今後の試験でも出題される可能性もありますので、本記事では、マクレランドの達成動機理論(欲求理論)についてポイントをまとめています。
達成動機理論の3つの動機・欲求
動機づけ理論はモチベーション理論とも呼ばれ、その名の通り、職場におけるモチベーションマネジメントの理論となります。
その中で、3つの主要な動機・欲求が提唱されていますが、
- 親和欲求:友好的かつ密接な対人関係を結びたい、という欲求
- 権力(支配)欲求:他の人々に、何らかの働きかけがなければ起こらない行動をさせたいという欲求
- 達成欲求:ある一定の標準に対して、達成し成功しようと努力する
となっています。
提唱された当時は3つでしたが、後に4つ目となる、
回避欲求:失敗や困難な状況を回避しようという欲求
が追加されています。
これらの4つの動機のどれがより強いかは人それぞれですが、行動の裏には必ずこれらのいずれかの動機があるという理論になっています。
ワイは5つ目となる『美味しい魚食べたい欲求』を提唱するで!
まとめ
マクレランドのまとめになります。
知らない名前や理論が出ただけで、試験本番中はかなり焦ってしまいますので、名前と理論だけは頭の片隅に置いておきたいところです。