吉本伊信の内観療法はキャリアコンサルタント学科試験では、アプローチの組み合わせ問題としてよく見かける印象です。
それぞれ特徴的なキーワードがあるので抑えておきたい所です。
本記事では、そんな吉本伊信の内観療法についてポイントをまとめています。
内観療法
内観療法とは、吉本伊信は浄土真宗の「身調べ」という修行法から内観療法を開発しました。
「身調べ」の手順は、研修所などの静かな部屋に一週間こもり、外界とのやり取りを制限し、自分とかかわりの深い人を思い出し、
- してもらったこと
- して返したこと
- 迷惑をかけたこと
の3つのテーマにそって想起するものになります。
さらに1時間から2時間に一度、内観者のもとにセラピストが訪れ面接を行うという流れが、集中内観と呼ばれるものになります。
まとめ
内観療法と、同時に出題されることが多い森田療法の重要なポイントを表にまとめると下記の様になります。
森田療法 | 森田正馬 | あるがまま・絶対臥褥 |
内観療法 | 吉本伊信 | 身調べ |
この組み合わせが、バラバラに出題されていることがあるので要チェックです。
カウンセリング・アプローチの組み合わせの練習問題が下記になりますのでチャレンジしてみてください。
【キャリコン】カウンセリングの各アプローチに関する『◯✕練習問題』
カウンセリングの各アプローチに関する◯✕練習問題になります。 本記事の問題はキャリアコンサルタントの試験対策用に作っていますので、 全過去問の傾向 『キャリアコンサルティング理論と実際』5訂版:木村周 6訂版:木村周,下村英雄 資料シリーズ...