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【問1~問10】第19回キャリアコンサルタント学科試験【過去問解説】

第19回

このコンテンツは過去の学科試験の、

  • 各問題の解説
  • 各問題の正答
  • 参考書籍・参考資料等
  • キャリコンスタディ内の学習ページ
  • 語呂合わせ

をまとめています。

解説には万全を尽くしていますが、万が一誤字・脱字や間違いがございましたらご指摘いただければと思います。

第19回学科試験 問1~問10の正答解説と参考元

問1

自律的なキャリア形成への取り組みに関する問題です。

正答:2

1.×:「総じて会社(人事・上司)主導によってキャリア形成が行われてる」との回答は18.9%

2.○:会社(人事・上司)主導は55.2% と最も多い。

3.×:「多くの社員が自律的にキャリア形成している一方、一部の社員は会社主導」は16.9%

4.×:総じて社員が自律的にキャリア形成しているとの回答は6.0%

1問目は難しい問題が多いな!

問2

キャリアコンサルタントの能力・役割に関する問題です。

正答:4

1.○:企業内の課題解決に向けて、キャリアコンサルタントは経営層へのアプローチなどの企業への提案力、人事担当部署との協業をする能力が求められる。(P7)

2.○:人材移動(成長分野・人材不足分野等への円滑な流動化)が進む外部労働市場を念頭に置くならば、社外へのキャリアチェンジや再就職場面に求められる就職マッチング機能(情報提供、助言等)への期待がある。(P9)

3.○:関連領域の専門家や専門機関へリファーするための知識・能力の習得やネットワーク作りを促進する必要があり、他機関や他の専門家とのネットワーク構築が一層図られるような取組が望まれる。(P8)

4.×:「企業におけるセルフ・キャリアドックの活用促進等が重要であり、国は企業におけるキャリアコンサ ルティングの推進を支援していく」とされ、重点的に取り組むべき施策として位置づけられているが、キャリアコンサルタントのセルフ・キャリアドッグ導入宣言は示されていない。

問3

ホールのキャリア理論に関する問題です。

正答:3

1○:「キャリアとは成功や失敗を意味するのではなく、『早い』昇進や『遅い』昇進を意味するものでもない。」(P170)

2.○:キャリアにおける成功や失敗はキャリアを歩んでいる本人によって評価されるのであって、研究者・雇用主・配偶者・友人と言った他者によって評価されるわけではない。(P170)

3.×:キャリアは行動と態度から構成されており、キャリアをとらえる際には主観的なキャリアと客観的なキャリア双方を考慮する必要がある。(P170)「知識と技能」ではない。

4.〇:キャリアはプロセスであり、仕事に関する経験の連続である。(P171)

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問4

キャリアに関する問題です。

正答:1

1.〇:「キャリア・プラトー」とは組織内での昇進や昇格が停滞してしまい、モチベーションが低下あるいは能力開発の機会を持たなくなることを指す。中年期に陥りやすいと言われる。

2.×:「プロティアン・キャリア」とはホールの提唱した理論で、キャリアは生涯を通じた経験・スキル・学習・転機・アイデンティティの変化の連続であるとして、変化の激しい現在では、依存的でも独立的でもない、相互依存的な人間関係の中で学び続けることで「変幻自在なキャリア(Protean Career) 」 を築いていけるというもの。(P171)

3.×:「バウンダリレス・キャリア」とは、伝統的な組織内キャリアとは対照的なもので、一つの企業や職務といった境界(バウンダリー)を超えて新しい経験やスキル、ノウハウを培い、自律的に成長するキャリアを指す。1990年代よりマイケル・アーサーが提唱。

4.×:「パラレル・キャリア」とは経営学者のピーター・ファーディナンド・ドラッカーによって提唱された言葉で、本業を持ちながら第二の活動をすること。1つの仕事を本業ととらえず、全ての仕事や活動に本業と同じように取り組むことがあるため、報酬を目的に本業とは違う仕事を行う「副業」とは異なり、パラレル・キャリアは「複業」とも言われる。

問5

キャリア理論に関する問題です。

正答:3(BとC)

A.×:職業興味とパーソナリティが関連深い点に焦点を当て、個人の行動傾向を6つのパーソナリティタイプに分類したのはパーソンズではなく、ホランドである。

B.○:選択肢のとおり。

C.○:選択肢のとおり。

D.×:職業レディネス・テスト(VRT)は心理検査「職業レディネス・テスト」の職業興味と職務遂行の自信度に関する項目を1枚ずつのカードに印刷したキャリアガイダンスツール。シャインのキャリア・アンカーは予測できない。

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問6

スーパーのキャリア理論に関する問題です。

正答:3

1.○:自己概念を基軸としたキャリア発達理論を構築した。(資料シリーズNo.165:P16)

2.○:キャリア発達に役割(ライフ・ステージ)と時間(ライフ・スパン)の視点を取り込んだ。(資料シリーズNo.165:P19)

3.×:キャリア発達における階段状のモデルの移行期はミニ・サイクルと呼ばれる。マキシ・サイクルは生涯を通じた5段階のライフステージ上での一連のキャリア発達を指している。(岡田:P51)

4.〇:キャリア成熟は思春期、アダプタビリティは成人期のキャリア発達を表している。この2つの結果として適応があるとしている。(岡田:P53)

資料シリーズNo.165は通称ジル資料っていうんや!これマメな!

問7

動機づけ理論に関する問題です。

正答:1

1.○:アルダファは、人間には欠乏欲求と成長欲求があると主張した。マズローと共通する部分があるが、両者の違いは欲求を求める順番である。(P26)

2.×:衛生要因の充足は、不満の予防にとどまる。長期間の満足と動機づけをもたらすのは動機づけ要因である。(P26)

3.×:マクレランドは、強すぎる達成動機は自己実現を阻害するとしている。(P27)

4.×:マズローの欲求段階説は「生理的・安全・所属と愛・承認・自己実現」の5段階の欲求からなる。(P23)

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問8

カウンセリング理論や心理療法の用語に関する問題です。

正答:3

1.×:エリス「論理療法」は〇。しかし、「無意識」は論理療法ではなく、精神分析療法で用いられる用語である。

2.×:フロイト「精神分析」は〇。しかし、「力への意志」はニーチェ(ドイツの哲学者)の哲学的概念であり、常に自己を超越・強化し、成長しようとする根源的な生命力に基づく意志のことである。

3.〇:バーン「交流分析」は〇。そのプログラムとして「エゴグラム」がある。(P108)

4.×:パールズ「ゲシュタルト療法」は〇。しかし、「夢判断」はユングである。

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問9

認知療法における「自動思考」に関する問題です。

参考:資料シリーズNo.165(P129)

正答:2

1.×:「全か無か思考」とは、すべて100%完璧でなければ、何も意味がないと考える自動思考である。

2.〇:「自己関連づけ」とは、選択肢のとおり。

3.×:「べき思考」とは、自分や他人や世界に「こうあるべき」という高すぎる期待を持ってしまう自動思考である。

4.×:「過度の一般化」とは、1つや数個のごく少数のデータからすべてがそうであると一般化しすぎてしまう自動思考である。

問10

カウンセリング理論に関する問題です。

正答:3

1.×:「今、ここ」での気づきに焦点を当てる療法はロジャーズの来談者中心療法やパールズのゲシュタルト療法などの感情的アプローチや人間性心理学と分類される療法である。論理療法ではない。(5訂版:P42、6訂版:P115)

2.×:「家族療法」では、家族全体を対象として「家族システムの問題」と捉えて解決を図る。問題の原因を成員に求めるのではない。

3.〇:「行動療法」の説明として正しい。(5訂版:P48、6訂版:P120)

4.×:問題の原因は現実に起きている出来事そのものではなく、受け取り方にあるとするのはエリスの「論理療法」である。ゲシュタルト療法ではない。(5訂版:P47、6訂版:P118)

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