【キャリコン】アルバート・バンデューラの試験対策『◯✕練習問題』

アルバート・バンデューラに関する◯✕練習問題になります。

本記事の問題はキャリアコンサルタントの試験対策用に作っていますので、

を主に参考にしているのと、問は随時追加していこうと思っています。

では◯✕練習問題スタートです。

アルバート・バンデューラの試験対策◯✕練習問題

バンデューラは、偶然は予期されずに起こるが、たとえ起こったとしても偶然の所産に過ぎないため、人間の選択行動に影響を与えることはないとした。✕：偶然は予期されずに起こるが、いったん起こると予定されていたことと同じように、通常の連鎖の中に組み込まれて、人間の選択行動に影響を与える。

バンデューラが提唱したモデリングによる学習の過程は、『動機づけ過程 → 保持過程 → 運動再生過程 → 注意過程』の順番である。✕：『注意過程 → 保持過程 → 運動再生過程 → 動機づけ過程』が正しい。『注・保・運・動』と覚えよう。

モデリングによる学習では、モデルが示すどのような行動でも、観察者にとっては模倣行動を引き起こす先行刺激になる可能性がある。○：観察者にとって、模倣行動を引き起こす先行刺激になる可能性がある。

モデリングによる学習では、モデルが示す行動に一貫して罰が随伴すると、観察者はそのモデルの行動を回避するようになる。○：モデルが示す行動に一貫して罰が随伴すると、観察者はそのモデルの行動を回避するようになる。

モデリングによる学習では、モデルが示す行動を観察者が模倣してうまくいかないと、観察者は模倣行動に挑戦しようという意欲を一層強める。 ✕：モデルが示す行動を観察者が模倣してうまくいかないと、観察者は模倣行動に挑戦しようという意欲がなくなっていく。

自己効力感とは、自分がある行動についてしっかりとやれるという自信であり、遂行行動の達成や代理的経験、言語的説得、情動（的）喚起によって高まる。 ○：自己効力感の説明として正しい。

自己効力感とは、「それを実行したらどうなるのか」という結果に対する主観的な予測であり、物理的成果、社会的成果、自己評価成果の3つに大別される。✕：レント、ブラウン、ハケットが、バンデューラの自己効力感や三者相互作用の考え方に基づいて開発した、社会認知的キャリア理論（SCCT）の説明である。

自己効力感とは、コンピテンシー、モチベーション、バリューからなる自己概念で、無意識のうちに心の底に一つのアンカーとして持っている感覚である。✕：シャインのキャリア・アンカーの説明である。キャリア・アンカーは、コンピテンシー、モチベーション、バリューからなる自己概念。

バンデューラは、自己効力感を育てるためには「新しいことに挑戦する」「成功体験をする」「社会的説得を受ける」「生理的、感情的状態を整える」の4つの方法があるとした。
✕：自己効力感を高めるには「遂行行動の達成」「代理的経験」「言語的説得」「情動的喚起」の4つの情報源があるとした。

モデリングと自己効力感は要チェックやで！