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【キャリコン】メンタルヘルス関連まとめ【こころの情報サイト】

メンタルヘルスの知識

キャリアコンサルタント学科試験で2問は出題される科目にメンタルヘルスの知識がありますが、過去問の傾向を見ると、かつてあった厚生労働省のサイト「みんなのメンタルヘルス」からの出題率が高くなっていました。

現在「みんなのメンタルヘルス」はなくなり、その情報は、国立精神・神経医療研究センターの「こころの情報サイト」に掲載されていますが、以前の内容もぜひ把握して頂きたい内容となっていますので、本記事では「みんなのメンタルヘルス」と「こころの情報サイト」から主に過去問に関するポイントをピックアップしています。

ストレス

ストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。つまり、日常の中で起こる様々な変化=刺激が、ストレスの原因になるのです。進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事も変化=刺激ですから、実はストレスの原因になります。

何かの症状や変化が出ていても、ストレスが去れば元の状態に戻る力をレジリエンスという。ただ耐性はできないため、ストレスコーピング(ストレスの基にうまく対処しようとすること)していく必要があります。

ストレッサーによって過剰なストレスが慢性的にかかると心身へのさまざまな悪影響が考えられるため、健康を維持するにはうまくストレスコーピングすることが必要になります。参考サイト:e-ヘルスネット

ストレスについてはもう少し深堀りしてもエエかもな。

発達障害

発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことがあります。成長するにつれ、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあります。

その特性を本人や家族・周囲の人がよく理解し、その人にあったやり方で日常的な暮らしや学校や職場での過ごし方を工夫することが出来れば、持っている本来の力がしっかり生かされるようになります。

発達障害の特徴

生まれつきの特性で「病気」とは異なります。同じ障害がある人同士でもまったく似ていないように見えることがあり、個人差がとても大きいという点が「発達障害」の特徴になります。

うつ病

うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。

うつ病と判断された場合には一般に抗うつ薬による治療が行なわれます。薬による治療とあわせて、認知行動療法も、うつ病に効果が高いことがわかってきています。早めに治療を始めるほど、回復も早いといわれています。

うつ病の症状

  • 抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)
  • 何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
  • 疲れているのに眠れない、一日中ねむい、いつもよりかなり早く目覚める
  • イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
  • 悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
  • 思考力が落ちる

発達障害とうつ病はよく試験で見かけるで!

適応障害

ある特定の状況や出来事がその人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れます。

ICD-10(世界保健機構の診断ガイドライン)によれば「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」と定義されています。

パニック障害

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態である。

双極性障害

ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態をくりかえします。躁状態になると、眠らなくても活発に活動する、次々にアイデアが浮かぶ、自分が偉大な人間だと感じられる、大きな買い物やギャンブルなどで散財するといったことがみられます。躁状態ではとても気分がよいので、本人には病気の自覚がありません

強迫性障害

自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことで、日常生活にも影響が出てきます。意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。

強迫観念とは、頭から離れない考えのことで、その内容が「不合理」だとわかっていても、頭から追い払うことができません。

解離性障害

自分が自分であるという感覚が失われている状態で、ある出来事の記憶がすっぽり抜け落ちていたり、まるでカプセルの中にいるような感覚がして現実感がない、など様々な症状がある。

統合失調症

こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。

陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。

統合失調症の症状

  • いつも不安そうで、緊張している
  • 悪口をいわれた、いじめを受けたと訴えるが、現実には何も起きていない
  • 監視や盗聴を受けていると言うので調べたが、何も見つけられない
  • ぶつぶつと独り言を言っている
  • にやにや笑うことが多い
  • 命令する声が聞こえると言う
  • 自分の身体や考えが誰かの力で操られている。

睡眠障害

睡眠障害とは、睡眠に何らかの問題がある状態をいいます。眠れなくなることはよくみられますが、眠れないことイコール不眠症ではありません

摂食障害

摂食障害には食事をほとんどとらなくなってしまう拒食症、極端に大量に食べてしまう過食症があります。

依存症

依存症は、日々の生活や健康、大切な人間関係や仕事などに悪影響を及ぼしているにも関わらず、特定のアルコールなどの物質や行動をやめたくてもやめられない(コントロールできない)状態となってしまいます。
また、アルコール依存症は「否認の病」ともいわれるように、本人は病気を認めたがらない傾向にあります。

ワイは酒は飲まへんで!

まとめ

まとめた意外にも様々なメンタルの症状が記載されているため深堀りするとキリがありませんが、下記参考サイトを確認していただくのがよいかと思います。

メンタルヘルスに関する○×練習問題が下記になりますので挑戦してみてください。

【キャリコン】メンタルヘルス関連の試験対策『◯✕練習問題』
メンタルヘルスに関する◯✕練習問題になります。 本記事の問題はキャリアコンサルタントの試験対策用に作っていますので、 全過去問の傾向 こころの情報サイト を主に参考にしているのと、問は随時追加していこうと思っています。 では◯✕練習問題スタ...
参考サイト:こころの情報サイト

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