キャリアコンサルタント学科試験で毎回2問は出題される科目にメンタルヘルスの知識があります。
中でもストレスに関してはこころの耳からの出題が多くなっています。
本記事では、厚生労働省のこころの耳のサイトから過去問に関するポイントをピックアップしています。
こころの耳とは?
厚生労働省が、職場のメンタルヘルス対策(自殺予防対策を含む)及び過重労働対策について、事業者、労働者、家族等への的確な情報提供の基盤を整備するためのウェブサイト「こころの耳」を開設しています。
こころの耳の相談窓口では、相談者が電話やメールのほか、2020年6月からLINEでも職場環境に関する相談を行うことができるようになりました。
また、疲労蓄積度や職場のストレスチェックを労働者自身で簡単に行えるツールがあるほか、メンタルヘルスに関する用語の解説や職場復帰の事例なども紹介されています。
ストレス
ストレス要因とストレッサー
ストレス要因とは、ストレスを生じさせる外界からの刺激のことで、ストレッサーと呼ばれます。
同じストレッサーに直面しても、個人の対処能力やその受け止め方は異なります。
ストレス要因
ストレスを感じていると、心理的側面、行動的側面、身体的側面の3つ側面に反応が表れます。ストレス要因によるストレス反応が続くと健康障害につながることがあります。
メンタルヘルスケア
予防
事業場でのメンタルヘルスケアは、
- メンタルヘルス不調となることを未然に防止する『一次予防』
- メンタルヘルス不調を早期発見し適切な対応を行う『二次予防』
- およびメンタルヘルス不調となった労働者の職場復帰を支援する『三次予防』
に分けられています。
解消
また主なストレス反応の解消に、
- ストレッチ
- リラクセーション法(ヨガ等)
- 適度な運動
- 快適な睡眠(15分程度の昼寝)
などがあります。
また心のケアに関しては、出題率の高めの資料職場における心の健康づくりからポイントを抽出してまとめた記事がありますので、一読しておいてください。
メンタルヘルスのジャンルでは『こころの耳』からも結構出題されてるんやで!
まとめ
『こころの耳』と『職場における心の健康づくり』を押さえておけばストレス関連の問題は抑えやすくなります。今後は白書等含めどこから出題されるか分からない状況でもありますので、基本はしっかり押さえて対応できるようにしていきましょう!
また、メンタルヘルスというジャンルで考えると、『みんなのメンタルヘルス』というサイトからの出題率が高くなっているので要チェックです。