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【1問~10問】第26回キャリアコンサルタント学科試験【過去問解説】

第26回

このコンテンツは過去の学科試験の、

  • 各問題の解説
  • 各問題の正答
  • 参考書籍・参考資料等
  • キャリコンスタディ内の学習ページ
  • 語呂合わせ

をまとめています。

解説には万全を尽くしていますが、万が一誤字・脱字や間違いがございましたらご指摘いただければと思います。

第26回学科試験 問1~問10の正答解説と参考元

問1

「令和5年版労働経済の分析」(厚生労働省)から転職に関する問題です。

参考:令和5年版労働経済の分析(厚生労働省)

正答:3

1.×:2019年までは転職等希望者と転職者の比率も上昇していたが、感染症の影響等もあり、2020年以降、転職等希望者と転職者の比率は大きく低下しており、必ずしも転職が実現できていない可能性がある。(P178)

2.×:「転職活動をする時間がない」が最も多い。(P182)

3.〇:選択肢のとおり。(P182)

4.×:25~44歳では、転職により賃金が増加した人の方が多いが、45~54歳の転職では、賃金が減少した人の方が多い。(P179~180)

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問2

2022年4月に改正された、職業能力開発促進法に関する問題です。

参考:職業能力開発促進法(厚生労働省)

正答:3

1.〇:選択肢のとおり。(第十条の三の2)

2.〇:選択肢のとおり。(第十条の三の一)

3.×:キャリアプランを記入した人事台帳を整えることは、義務づけられていない。

4.〇:選択肢のとおり。(第十条の三の二)

問3

「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」(厚生労働省、令和4年6月)で示された、キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタントの役割に関する問題です。

正答:2

1.×:キャリアコンサルタントは労働者が学び・学び直しに取り組み、継続できるように伴走支援をする。(P5)

2.〇:選択肢のとおり。(P6)

3.×:職業キャリアが長い労働者であればあるほど、これまでのキャリアをどう活かすかという観点がより重要になってくるため、キャリアの棚卸しの効果が一層期待できる。(P10~11)

4.×:副業・兼業等を活用することは、自社で得ることのできない能力・スキルや経験の獲得・実践の場として考えられ、本業に活かすことが期待される。そのため企業内キャリアコンサルティングの対象となる可能性がある。(P12~13)

問4

パーソンズに代表される、特性-因子論に関する問題です。

正答:2

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P64)

2.×:シャインの「キャリアアンカー」の説明である。(P234)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(P65)

4.〇:設問に関する説明として正しい。(P64)

問5

クランボルツが挙げたキャリア選択過程に影響を与える要因に関する問題です。

正答:1

1.×:意思決定について積極的不確実性を提示したのはジェラットである。(P119~120)

2.〇:設問に関する説明として正しい。(P138)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(P137~138)

4.〇:設問に関する説明として正しい。(P140)

問6

ハックマンとオルダムが提唱した職務特性理論に関する問題です。

正答:4

1.×:「家庭との両立」は、職務満足をもたらす中核的次元ではない。 

2.×:「コンピテンシー」は、職務満足をもたらす中核的次元ではない。

3.×:「社会貢献」は、職務満足をもたらす中核的次元ではない。

4.〇:「自律性」は、職務満足をもたらす中核的次元の一つ。

ハックマンとオルダム!
理論と実際には掲載されてるから、やっぱりこの書籍は必須やな!

問7

スーパーが提唱するキャリアの理論に関する問題です。

正答:2

1.〇:スーパーのキャリア理論の説明として正しい。(資料シリーズNo.165:P16)

2.×:キャリア・パターンの性質は、親の社会経済的レベル、本人の知的能力、教育レベル、スキル、パーソナリティの特徴(欲求、価値、興味、自己概念)、キャリア成熟、および個人に与えられた機会によって決定される。(渡辺:P53)

3.〇:スーパーのキャリア理論の説明として正しい。(渡辺:P40~42)

4.〇:スーパーのキャリア理論の説明として正しい。(資料シリーズNo.165:P19) 

問8

ジェラットの意思決定理論に関する問題です。

正答:2

1.×:「予期システム」、「価値(評価)システム」、「基準(決定)システム」の3段階が正しい。

2.〇:選択肢のとおり。

3.×:基準(決定)システムの説明である。

4.×:価値(評価)システムの説明である。

問9

中高年のライフステージとキャリアに関する問題です。

正答:3

1.×:エリクソンが示した老年期の主な発達課題は「統合性」対「絶望」である。(P80)

2.×:レビンソンが「人生半ばの過渡期」と呼んだのは、成人前期から中年期への移行期であり、主要な課題は①若さと老い、②破壊と創造、③男らしさと女らしさ、④愛着と分離の4つである。(P78)

3.〇:選択肢のとおり。(P82)

4.×:スーパーがキャリア発達の中心的なプロセスとして「キャリア成熟」の概念を見出したのは、思春期である。(P51~52)

問10

ブリッジズが提唱したトランジション(転機)のプロセスに関する問題です。

正答:3

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P87)

2.〇:設問に関する説明として正しい。(P86~87)

3.×:「終わり」と「始まり」の間には「中立圏」があり、一時的な喪失状態に耐える時期である。(P87)

4.〇:設問に関する説明として正しい。(P87)

ブリッジスはよく出るけど覚えやすいからしっかりインプットや!

 

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