» NEW! 第26回受験生向け『過去問解説』キャリスタ有料会員のお申し込み受付中! «

【41問~50問】第24回キャリアコンサルタント学科試験【過去問解説】

第24回

このコンテンツは過去の学科試験の、

  • 各問題の解説
  • 各問題の正答
  • 参考書籍・参考資料等
  • キャリコンスタディ内の学習ページ
  • 語呂合わせ

をまとめています。

解説には万全を尽くしていますが、万が一誤字・脱字や間違いがございましたらご指摘いただければと思います。

第24回学科試験 問41~問50の正答解説と参考元

問41

職業情報提供サイト(日本版O-NET、job tag)「支援者向け活用ガイド」に示されている求職支援に関する問題です。

正答:1

1.〇:選択肢の通り。(P18)

2.×:学歴、能力・適性、興味関心等ではなく、経験、エピソード、実績等との紐づけを行う。(P16)

3.×:しごとに対する意欲や、やる気等ではなく、スキル、知識等が整理できる。(P17)

4.×:その場所の企業名や事業所名ではなく、その場所で仕事をする職業を探すことができる。(P20)

job tagはしっかり抑えてこう!論述や面接の口頭試問でも使えるんや!

問42

「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」(厚生労働省、令和4年6月)で述べられた、企業内の労働者の自己啓発支援に関する問題です。

正答:3

1.〇:選択肢の通り。(P16の⑨)

2.〇:選択肢の通り。(P16の⑨)

3.×:学び・学び直しの継続に支障を来している者に対しては、より重点的にキャリアコンサルタントによる相談支援を行うことが推奨されており、人事部が担うべき役割とはいえず、不適切である。(P16の⑨)

4.〇:選択肢の通り。(P17の⑪)

最新資料はこちらをチェック

厚生労働省:職場における学び・学び直し促進ガイドライン

問43

キャリアコンサルティングにおける目標設定のステップに関する問題です。

正答:3

1.×:漠然とした目標は求職者を引きつけることができない。また、目標は明確に宣言され、かつ到達可能であるときに人を最も動機づけるので、達成基準を曖昧ににして幅を持たせるのは適切ではない。(P380)

2.×:具体的で小さなターゲットごとにカウンセリングを進めることで、クライエントは早い段階から成功感を味わえるので、クライエントの能力を超える大きな目標を立てるのは適切ではない。(P381)

3.〇:設問に関する説明文として正しい。(P387)

4.×:目標設定は特に重要であり、長期的目標よりも直接的・短期的目標の方が、よりクライエント(求職者)を動機付ける。従って適切ではない。(P380) 

問44

キャリアコンサルティングにおける方策の実行の支援に関する問題です。

正答:4

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P389)

2.〇:設問に関する説明として正しい。(P394)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(P394)

4.×:目標が明確に宣言され、かつ到達可能であるとき、人を最も動機付ける。(P380)

問45

若年者や障害者の就職・転職後に行われる仕事への適応を確認するための調査や追指導(フォローアップ)に関する問題です。

正答:2

1.×:個人のキャリア意識の課題、職場内やメンバーとの人間関係、組織上の問題から生じている個人の状況などを聞くことも必要であるため、「それよりも」客観的事実を聞き取ることが基本とは言えない。(P23)

2.〇:設問に関する説明として正しい。(P24)

3.×:キャリアコンサルティング面談の内容は、質の向上のためのスーパービジョンにおいて活用することもある。(P23)

4.×:対象従業員やその上司などに対して、キャリア意識や仕事ぶりに変化が出たかどうかを定期的にモニターし、必要であれば追加的なキャリアコンサルティング面談を行うこともあるため、人事部門や関連部門と協働した上での調整となる。(P25)

問46

相談過程の終了に関する問題です。

正答:1

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P381)

2.×:カウンセリングを終了してよいかモニターする。将来必要があればカウンセリングに戻ってこられるようにしておくと伝える。(P399)

3.×:カウンセリングの目標は、援助なしに機能できる技術、スキル、知識を与えることであるという基準に照らし合わせて、カウンセリング終結の目安とするため、そうでない場合は、一定期間、モニター(一定の方法でクライエントをフォロー)した上で相談終了の判断をする。(P399)

4.×:クライエントがどのレベルまで達成したか、しなかったかを、クライエントとカウンセラーが客観的に認識し、それを共有することは、これからさらに目標に向かって対処し、成果を維持するのに役立つ。(P397)

この辺の問題はしっかり正解しておきたいな!

問47

企業領域で活動するキャリアコンサルタントの環境への働きかけの認識および実践に関する問題です。

正答:

1.〇:設問に関する説明として正しい。

2.〇:設問に関する説明として正しい。

3.〇:設問に関する説明として正しい。

4.×:現在の動向や制度の変化も考えられるため、自分の経験をもとに指示するのではなく、現在の動向や施策を充分理解した上で対応策の指示をする。(六、労働政策及び労働関係法令並びに社会保障制度の知識)

問48

キャリアコンサルタントの継続的な学びに関する問題です。

正答:3(AとC)

A.〇:設問に関する説明として正しい。参考:更新講習の受講について

B.×:教育的介入を通じたスーパーバイジーの成長と、同時にクライアントのキャリア形成の支援等の要素を含むものである。参考:キャリアコンサルタントの継続的な学びの促進等に関する報告書P7

C.〇:設問に関する説明として正しい。参考:「セルフキャリアドック」導入の方針と展開P23~24

D.×:実践経験の場としては、具体的には、経験豊富なキャリアコンサルタントが相談者にキャリアコンサルティングを実際に行っている場面に同席することや、従業員に対するキャリアコンサルティングの場を提供してもらうことなどが考えられる。参考:キャリアコンサルタントの継続的な学びの促進等に関する報告書P9

問49

面談記録の書き方や管理に関する問題です。

正答:1

1.〇:面談記録の書き方や管理に関する説明として正しい。参考:キャリアコンサルタント倫理綱領(厚生労働省)

2.×:面談記録の書き方に明確なきまりはない。その時の面談の状況や内容等に応じた判断となる。

3.×:キャリアコンサルタントの主観的情報(印象、クライエント像、見立て、留意点などの所見)も記録に残すことは今後のかかわりに向けての手がかりとなる場合もあり、不要とはいえない。

4.×:言語のみならず、非言語のコミュニケーションにおいて観察し感じたことも記録しておくことで、今後の支援に役立つものとなる。

問50

キャリアコンサルタントの多重関係に関する問題です。

参考:キャリアコンサルタント倫理綱領(第10条の2)(厚生労働省)

正答:3

1.〇:設問に関する説明として正しい。

2.〇:設問に関する説明として正しい。

3.×:多重関係があるからこそ、クライエント側の自己開示がしづらくなる可能性もある。

4.〇:設問に関する説明として正しい。

第24回過去問、最後までお疲れ様やで!

今回はかなり難易度が高い回やったんや…だからこそ勉強になるな!
何回か挑戦して80点くらいを目指して行こうな!

第24回過去問解説TOP

タイトルとURLをコピーしました