キャリアコンサルタントの試験対策や、もしかしたら講座などで、インテーク面談というワードを目にしたり、耳にしたりしたことがある方は多いかと思います。
初めて聞くと『どういう意味?』となるかと思いますので、きっちり学習しておきましょう。
本記事では、インテーク面談についてポイントを簡単にまとめています。
インテーク面談とは?
インテーク面談とは、初回面談・受理面談のことになります。
インテーク面談には、相談者がどういう相談内容を抱えていて、その主訴の背景にある問題は何かということを明らかにすることも含めて、3つの目的があります。
- クライエントとの信頼関係の構築
- クライエントの主訴・来談目的の確認
- インフォームド・コンセント
クライエントとの信頼関係の構築
温かい雰囲気の中で、クライエントが安心して話のできる信頼関係を樹立すること、受容的な態度(挨拶、笑顔、アイコンタクト等)で接することにより、心理的な親和関係を確立を目指します。
クライエントの主訴・来談目的の確認
クライエントがキャリアコンサルティングを必要とした理由、つまり来談の目的・問題の明確化を行います。クライアントの主訴を明確にして、問題によってはリファーが必要になる場合もあります。
インフォームド・コンセント
キャリアコンサルタントとクライアントとの十分な情報・説明を得た上での合意のことでクライアントの自己決定権を尊重した、一連のプロセスになります。
- 支援方法
- 支援内容
- 守秘義務
- カウンセラーの知識や経験
等になります。
インフォームド・コンセントに関しては、下記の記事にまとめていますのでそちらで確認していただければと思います。
インフォームド・コンセントにインテーク面談!
インを踏んでるYO!
まとめ
内容的には、相談場面の設定と似たような形になりましたが、インテーク面談というワードを覚えておくと、出題された時などに対応しやすくなるかと思います。
相談場面の設定について、ポイントをまとめた記事が下記になりますので、ついでに学習しておくと効率的かと思います。
また、相談場面の設定について過去問の傾向から作成した練習問題が下記になりますので挑戦してみてください。