このコンテンツは過去の学科試験の、
- 各問題の解説
- 各問題の正答
- 参考書籍・参考資料等
- キャリコンスタディ内の学習ページ
- 語呂合わせ
をまとめています。
解説には万全を尽くしていますが、万が一誤字・脱字や間違いがございましたらご指摘いただければと思います。
第31回学科試験 問1~問10の正答解説と参考元
問1
「男女共同参画白書令和6年版」(内閣府)で示された、わが国の就業状況の変化と育児・介護問題に関する問題です。
正答:4
1.×:未就学児の育児をしている「女性無業者」は、10年間で半減している。(P26)
2.×:2022年の未就学児の育児をしている女性の就業状況は、無業者よりも有業者の方が多い。(P27)
3.×:家族の介護をしながら働く有業者の割合は、男女ともに増加している。(P27)
4.〇:設問に関する説明として正しい。(P29)
内閣府:男女共同参画白書

仕事と育児や介護を両立している人は増えてるからなー!
問2
「令和6年度能力開発基本調査 調査結果の概要(事業所調査)」(厚生労働省)で示された、キャリアコンサルティングの実施に関する問題です。
正答:4
1.×:正社員は「キャリアに関する相談を行っても、その効果が見えにくい」、正社員以外は「労働者からのキャリアに関する相談件数が少ない」が最も多い。(P25)
2.×:「そうである」との回答は11.2%である。(P25)
3.×:正社員は「1年に1回、3年に1回など、定期的に実施する」、正社員以外は「労働者から求めがあった時に実施する」が最も多い。(P23)
4.〇:設問に関する説明として正しい。(P24)
厚生労働省:能力開発基本調査
問3
「セルフ・キャリアドック導入の方針と展開」(厚生労働省、2017年)で示された、キャリアコンサルタントの役割に関する問題です。
正答:3
1.×:全体報告書には、個別の従業員が特定されないよう配慮した上で、面談対象者全体のキャリア意識の傾向や組織的な課題、及びその課題に対する解決の方針や解決策、提案を盛り込む。(P25)
2.×:対象従業員の同意の下で面談結果をフィードバックし、上司から部下を支援してもらうことも、さらに対象従業員のキャリア形成の支援ともなりえます。(P24)
3.〇: 設問に関する説明として正しい。(P2)
4.×: 就業規則や社内通達といった方法によらず直接従業員に伝えることが可能な場合には、規定の整備という形式にこだわることなく、柔軟な方法を取ることも考えられる。(P15)
問4
パーソンズの理論に関する問題です。
正答:2
1.×:職業発達はキンズバーグらによって理論化され、スーパーが整理、拡充、発展させた。(P70,71)
2.〇:選択肢の通り。(P63)
3.×:意思決定モデルを提唱したのはジェラットである。(P86)
4.×:コクランやブロットらに代表されるナラティブ・アプローチは、サビカスにおいてキャリア構築理論へと発展した。(P77~P85)

パーソンズは抑えておきたいな!職業指導の父やからな!

問5
シャインが示したキャリア・アンカーに関する問題です。
正答:1
1.〇:選択肢の通り。(木村:P234)
2.×:キャリア・アンカーはキャリアの選択に影響を与えるだけでなく、転職にも影響を与える。(木村:P234)
3.×:キャリア・アンカーが明らかになった後は、職務・役割分析やプランニングを通じて現実に実現するキャリア・サバイバルを明確にし、ダイナミックな改善を促進していくため、所属部門を固定するとは限らない。(渡辺:P163~P166)
4.×:キャリア・アンカーのカテゴリーは、「特定専門分野/機能別のコンピテンス」「全般管理コンピテンス」「自律/独立(自由)」「保障/安定」「起業家的創造性」「純粋な挑戦」「奉仕/社会献身」「生活様式」の8つである。(渡辺:P160~P162)
問6
バンデューラの自己効力感を高める4つの情報源に関する問題です。
正答:1
1.1.〇:設問に関する説明として正しい。4つの情報源とは、遂行行動の達成、代理的経験、言語的説得、情動的喚起である。
2.×:該当しない。
3.×:該当しない。
4.×:該当しない。
問7
ホールが提唱するプロティアン・キャリアに関する問題です。
正答:2
1.×:「組織からの尊敬」よりも、「自分を尊敬できるか」を重視する。
2.〇:設問に関する説明として正しい。
3.×:「組織で生き残ることができるか」よりも、「市場価値」を重視する。
4.×:「地位、給料」よりも、「心理的成功」を重視する。

ホールのプロティアンはなかなか人気の高い理論なんや!

問8
キャリアの理論に関する問題です。
正答:1
1.〇: 設問に関する説明として正しい。(渡辺:P203)
2.×:ホールは、キャリア形成主体者は組織ではなく個人であると提唱した。(渡辺:P173)
3.×:シュロスバーグの4Sモデルは、「Self(自己)」「Support(支援)」「Situation(状況)」「Strategy (戦略)」である。「Standard (基準)」は含まれない。(岡田:P59)
4.×: ジェラットは、不確実性を積極的に受け入れ未来を創造する「積極的不確実性」の概念を提唱した。(岡田:P48)
問9
サビカスのキャリア構築理論に関する問題です。
正答:2
1.×:客観的な意味づけではなく主観的な意味づけを強調した。(P85)
2.〇:設問に関する説明として正しい。(P89)
3.×:自らのキャリアストーリーを語るため、科学的・数量的な分析を重視するのは適切ではない。(P103)
4.×:職業パーソナリティ(what)、キャリア・アダプタビリティ(how)、ライフテーマ(why)の3つの視点を用いて整理した。(P90)
問10
カウンセリングの理論や心理療法の提唱者と、関連する用語に関する問題です。(第21回問9と全く同じ問題です。
正答:4
1.×:認知行動療法、認知の歪みは、ロジャーズではなくベックである。(6訂版:P119)
2.×:森田療法と森田正馬は正しいが、してもらったこと・してかえしたこと・迷惑かけたことは吉本伊信(内観療法)である。
参考:一般の皆様へ(内観について)(日本内観学会)
3.×:バーンとシェアリングは正しいが、構成的グループ・エンカウンターは國分康孝である。(6訂版:P410)
4.〇:シュルツの自己訓練法の特徴として正しい。
参考:自律訓練法とは(日本自律訓練学会)





