ホームズとレイ(Holmes T. H. & Rahe. R. H.)は、キャリアコンサルタント学科試験でもこれまでに出題(第11回)されています。
ジャンルとしては、メンタルヘルスの知識(中でもストレスに関する)問題になります。
本記事では、そんなホームズとレイの社会的再適応評定尺度についてポイントをまとめています。
ホームズとレイの社会的再適応評定尺度
ホームズとレイは、日常生活における社会的ストレッサーを生活上の43項目の出来事に選定し、その強度を数量化した社会的再適応評定尺度(Social Readjustment Rating Scale:SRRS)を開発しました。
その中の項目で、キャリアに関係するものとしては、
- 失業・解雇:47点
- 退職:45点
- 転職:36点
- 上司とのトラブル:23点
- 労働条件の変化:20点
などが挙げれれています。
また、様々なライフイベントについてストレスの強さの重みづけを行いました。
『結婚』を基準値の50点と数量化して、
- 配偶者の死:100点
- 離婚:73点
- 夫婦別居:65点
- 近親者の死亡:63点
としています。
結婚も50点のストレスの強さがあるんやな!
ストレスとストレッサーに関してポイントをまとめた記事が下記になりますので、合わせて読んでおいてください。
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まとめ
第11回の学科試験では、ホームズとレイの社会的再適応評定尺度からライフイベントのストレスについて出題されています。
今後もメンタルヘルスの領域で出題される可能性がありますので、ポイントは抑えておきましょう。