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【キャリコン】ロープレの最適なテンポとは?【相槌で調整する方法】

キャリコン面接(ロープレ)対策

「ロープレの練習の際、講師の方からテンポが早いとフィードバックを受けました。以前にも、養成講座仲間に同じことを指摘されました。どういったテンポでロープレを行えばよいですか?また練習方法等も教えて頂ければ嬉しいです。」

といった質問をいただきましたのでお答えしたいと思います。

ロープレでついついテンポが早くなってしまう方達から、何度か質問を受けていますが、幾つかのポイントを意識することでかなり改善されるかと思います。

本記事では、実際に僕自身が気をつけたことやロープレ講習でオブザーバーをしていた際に気づいた、自然で最適だと感じるテンポテンポを調整する練習方法をお伝えしています。

ロープレでの最適なテンポとは?

結論から言うと、僕がロープレをしたり見ていて、自然だな、最適だなって思うロープレのテンポは下のツイートの通り、


クライアントより、少しだけ遅いことが多くなっています。

その理由は、クライアントの内的準拠枠を理解するにはクライアントの思考や思いを辿る行為に近いので、クライアントよりテンポが早い場合は的確でも丁寧さが足りなく感じるからです。

テンポを調整する練習方法

技法で調整

僕自身も気をつけていたテンポの練習方法でもありますが、

  • 相づちの速度
  • うなずきの速度

この2つの技法の速度を意識して調整し、クライアントのテンポに合わせていきました。

具体的な調整の方法としては、相づちでも『うんうんうんうん』と速いテンポでやるより、同じ時間をかけて『うん、うん。』とすることで、前者と後者では理解している内容は同じでも、後者の方が丁寧な印象を受けるかと思います。

もちろん対話の流れや内容にもよるので一概には言えませんが、早い相槌が癖になっている方は1/2倍のテンポで行うと雰囲気は変わるかと思います。

実際、ロープレ講習で質問を受けた際に、同じ様にお伝えさせてもらったのですが、その方は、次のロープレでしっかり調整されてきていました。

話し始めで調整

また、キャリアコンサルタント側が話を始めるタイミングも調整することが可能です。

クライアントの言葉が終わったと同時に、質問や要約に移ってしまうと言ってしまうと、せっかく本当に理解していても、やはり丁寧さに欠けると思われてしまいますし、クライアントと話だしが被ってしまうこともあります。

ポイントとしては、一瞬の間を作って、クライアントの話に合った表情で頷いてから話しだす。テンポが早いと感じる方は、そんな意識を持ってご自身のテンポをコントロールしていく練習をされると実践的な効果が得られるかと思います。

まとめ

ロープレで最適なテンポは、クライアントより少し遅めにする。

そして、テンポを調整するためのポイントは、

  • 相づちの速度
  • うなずきの速度
  • 一瞬の間を作ってから話しだす

といったところになります。

あと、クライアントの呼吸のリズムを合わせるという方法もあるのですが、それは達人の域かとも思いますし、僕自身が実践したことはないのですが、もし出来そうな方はチャレンジしていただくと意外とハマる方法になるかも知れません。

参考にしていただければ幸いです。

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