平木典子先生といえばアサーションが思い浮かぶかと思いますが、僕も実際に何冊か拝読させていただきました。
また学科試験では、第7回でアサーションと密接な関係にある自己理解に関して出題されています。
本記事では、平木典子先生のアサーションのための自己理解についてのポイントをまとめています。
平木典子先生による自己理解とは?
感情や気持ちは、その時、その状況で、どんな気持ちになるかが、『今、ここ』での自分の特徴や状態をあらわす信号になります。
自分を知る第一歩は、自分が起こしている感情をできるだけありのままに捉えることであるとしています。また、自分の考え方を知ることも、自分の体験と自分の思考傾向を確かめることにつながり、それは自分を知る手がかりになります。
3つの心の活動
人の3つの心の活動は、
- 感情型
- 思考型
- 行動型
があります。
また、この中でも、『感情型』とは、『感情豊か』で感情に敏感な人を指します。そして『感情豊か』と『感情的』とは別物で、『感情的』は思考や行動をせず、気持ちで物事を判断し感情に走ることを指しています。ここは学科試験(第7回)にも出ましたのチェックです。
感情型・感情豊か・感情的の3つのワードはそれぞれ意味が違うんやな!
理想と現実のズレ
理想と現実の自分との間にはズレがあります。
もしこのズレがない場合は、
- 全てに満足している
- 全てを諦めている
状態と言えます。
ズレがあることで、理想に近づこうと頑張る余地や、現実を見てあきらめる余地が残されている状態で、人間の柔軟性のもとであり、心の動きの調整の余地でもあるとしています。
まとめ
平木典子先生といえばアサーションのイメージが強く、過去の学科試験ではアサーション(自己表現)にとって重要な自己理解に関しての出題があります。
本記事の参考文献の平木典子先生の自己カウンセリングとアサーションのすすめは読みやすく、自己理解や日常会話のコツ、コミュニケーションの方法などのヒントになることが多く学べて、僕は自分自身の学習にかなり役に立ったと感じています。ご興味のある方は是非読んでみてください。