メイヨー(Mayo,G.E.)とレスリスバーガー( Roethlisberger,F.J.)は、ホーソン実験を行い人間関係論学派の創始者と呼ばれています。
現時点では、キャリアコンサルタント学科試験では出題されていませんが、試験範囲となっており今後出題される可能性もありますので、ポイントを抑えておくと安心です。
本記事では、そんなメイヨーとレスリスバーガーのホーソン実験についてポイントをまとめています。
ホーソン実験とは?
ホーソン実験は、シカゴのウェスタン・エレクトリック会社のホーソン工場で、メイヨーやレスリスバーガーが中心となって、1927年から10年にわたって行われた実験になります。ホーソン研究とも呼ばれています。
具体的な実験は、
- 照明実験(工場の照明と作業能率の関係)
- リレー組みたて実験(条件の変更と作業能率の関係)
- 面接実験(労働者に面接して聞き取り調査)
- バンク配線実験(協業の成果を計測)
が行われました。
この実験の結果、人間の生産能率に重要な影響を与えるのは、作業環境でなく、自然発生した人間環境であることが導きだされました。
具体的には、フォーマル組織(職制を通じた組織)より、インフォーマル組織(職場内で自然に発生する非公式な組織)での人間関係が作業能率に大きな影響を与えるとされました。
20世紀初頭に科学的管理法がフレデリック・テイラーによって提唱されて以来経営管理論の主流でしたが、この実験以来、人間関係論へと移行しました。
メイヨーとレスリスバーガーか・・・
じゃあ、ワイはポテトとテリヤキバーガーで!
まとめ
出題されたことがないですが、試験範囲ではありますので、ポイントは抑えておきたいところです。
とりあえず、
- メイヨーとレスリスバーガー
- ホーソン実験
- 人間関係論
の関係性は記憶しておきます。