平成31(2019)年度より創設された専門職大学・専門職短期大学は、過去にも出題されていますが、なかなか学習する機会の少ない項目かと思います。
本記事では、キャリアコンサルタント学科試験の過去問の傾向を参考に専門職大学・専門職短期大学についてまとめています。
専門職大学・専門職短期大学とは?
専門職大学・専門職短期大学は、特定の職業のプロフェッショナルになるために必要な知識・理論、そして実践的なスキルの両方を身に付けることのできる、職業教育に重点を置いた大学として平成31(2019)年度より創設されました。
教育課程(カリキュラム)は、産業界、地域社会と大学が連携して編成し、講義だけでなく、学内・学外での実習が豊富に組まれています。
卒業後は、即戦力の専門職として、そして現場の最前線に立つリーダーとして活躍が期待されており、専攻する職業に関連する他分野の学びとかけあわせることで、前例にとらわれないイノベーションを起こし、就職した業界や職業の変化をリードする人材が育つことも期待されています。
専門職大学・専門職短期大学の概要
目的 | 専門の学芸を教授研究し、専門性が求められる職業を担うために必要な実践的かつ応用的な能力を展開(育成)させる |
修業年限 |
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教員組織 | 産業界等の協力(専門性が求められる職業に就いている者、当該職業に関連する事業を行う者その他の関係者の協力)を得て、教育課程を編成し、及び実施し、並びに教員の資質の向上を図る |
学位 |
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専門職大学・専門職短期大学の特徴
卒業に必要な単位のうち、約1/3以上は、実習・実技の授業となっています。
理論に精通した研究者と、各業界の現場経験豊富な実務家の両方の教員による、原則40人以下の少人数授業となっています。
修得した実践的な能力の水準その他の事項を勘案して専門職大学等が定める期間を修業年限に通算することができます。
ワイも専門職大学にいって魚捕りのプロフェッショナルになりたいなー。
まとめ
ポイントは上の様な感じにになるかと思います。
出題率は高くはないですが、目を通しておいて出題されればラッキーという感じで覚えておくと良いかと思います。
【キャリコン】専門職大学と専門職短期大学の試験対策『◯✕練習問題』
専門職大学と専門職短期大学に関する◯✕練習問題になります。 本記事の問題はキャリアコンサルタントの試験対策用に作っていますので、 全過去問の傾向 文部科学省専門職大学・専門職短期大学 を主に参考にしているのと、問は随時追加していこうと思って...