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【31問~40問】第28回キャリアコンサルタント学科試験【過去問解説】

第28回

このコンテンツは過去の学科試験の、

  • 各問題の解説
  • 各問題の正答
  • 参考書籍・参考資料等
  • キャリコンスタディ内の学習ページ
  • 語呂合わせ

をまとめています。

解説には万全を尽くしていますが、万が一誤字・脱字や間違いがございましたらご指摘いただければと思います。

第28回学科試験 問31~問40の正答解説と参考元

問31

メンタルヘルスケアに関する問題です。
(第14回問19とほぼ同じ)

正答:3

1.×:「同僚によるケア」ではなく「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」。
参考:職場における心の健康づくり(労働者の心の健康の保持増進のための指針)(厚生労働省独立行政法人労働者健康安全機構)(P7)

2.×:ストレスとなっていると感じている事柄は「仕事の失敗、責任の発生等」が39.7%が最も多い。(P15)
参考:令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)の概況(厚生労働省)

3.〇:設問に関する説明として正しい。
参考:こころの耳/1ストレスとは(厚生労働省)

4.×:労働者数50人未満の事業場は、当分の間努力義務である。
参考:ストレスチェック制度について(厚生労働省)

【キャリコン】職場における心の健康づくり【ピンポイントで学習】
キャリアコンサルティング学科試験のメンタルヘルス関連の問題で割りと多い頻度で出題される職場における心の健康づくり(労働者の心の健康の保持増進のための指針)の資料になります。 本記事では、過去問の傾向や統計を中心にポイントをまとめています。 ...

問32

障害者への合理的配慮の事例に関する問題です。

正答:4

1.〇:設問に関する説明として正しい。

2.〇:設問に関する説明として正しい。

3.〇:設問に関する説明として正しい。

4.×:机の高さを調節すること等、作業を可能にする工夫を行うこと。(P30)

最新資料はこちらをチェック

厚生労働省:雇用の分野における障害者への差別禁止・合理的配慮の提供義務

問33

病気の治療と仕事の両立支援に関する問題です。

正答:2(AとD)

A.〇:設問に関する説明として正しい。(P3)

B.×:病気になったから、すぐに離職しなければならないという状況が必ずしも当てはまらなくなってきている。(P1)

C.×:仕事の繁忙等を理由に必要な就業上の措置や配慮を行わないことがあってはならない。(P3)

D.○:設問に関する説明として正しい。(P3)

最新資料はこちらをチェック

厚生労働省:治療と仕事の両立支援ナビ

問34

キャリアコンサルティングにおける「キャリア」の意味や定義に関する問題です。

正答:4

1.×:職業や職務と同義語ではない。(P18) 

2.×:「転機」や「移行」を指す言葉に「transition」があるが、これも時間的な経過を背景に持っている。キャリアは一時点での出来事や行為、あるいは現象を指す言葉ではない。(P19)

3.×:キャリアは外的キャリアと内的キャリアの2つの軸から捉えることができる。様々な経験を積む中で、内的キャリアと外的キャリアは合わせて進展していくため、個人の内的世界にだけ焦点を当てていない。(P157~158)

4.〇:設問に関する説明として正しい。(P19) 

キャリアという言葉の捉え方の問題や!
「時間的流れ」「時の経過」が内包されている言葉なんやな!

問35

カウンセリングにおけるクライエントとの信頼関係(ラポール)に関する問題です。

正答:3

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P87~88、P98)

2.〇:設問に関する説明として正しい。(P98)

3.×:不十分に表出された相談内容を主訴と決めつけることは、最も警戒しなければならないリスク要因のひとつである。(P88)

4.〇:設問に関する説明として正しい。(P88)

 

問36

構成的グループエンカウンターに関する問題です。

正答:4

1.〇:設問に関する説明として正しい。(6訂版:P411)

2.〇:設問に関する説明として正しい。(資料シリーズ№165:P120)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(6訂版:P412)

4.×:構成的グループエンカウンターは、人間としての生き方を検討するサイコエジュケーションの方法である。(6訂版:P410)

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問37

オンラインで提供されるマイジョブ・カードにおけるキャリア・プラン作成補助シートに関する問題です。

正答:1

1.×:学生用、在職者用、求職者用の3種類がある。

2.〇:設問に関する説明として正しい。

3.〇:設問に関する説明として正しい。

4.〇:設問に関する説明として正しい。

問38

カウンセリングにおける「見立て」に関する問題です。

正答:3

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P378)

2.〇:設問に関する説明として正しい。(P378)

3.×:問題の同定にあたり必ずしも精神医学的要因から検討するとは言えない。

4.〇:設問に関する説明として正しい。

問39

job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))の「自己診断ツール」に含まれている心理テストに関する問題です。

参考:jobtag(自己診断ツール)(厚生労働省)

正答:2

1.×:職業適正テスト(Gテスト)は開始前に「計算には電卓を使わないでください」と注意書きがある。

2.〇:職業興味検査の説明として正しい。

3.×:「しごとの価値観」は現実にできるかどうかの判断は必要なく、直感的に思ったように回答する。

4.×:作業性格テストは自己診断ツールにない。

自己診断ツールは時間のあるときに実際に触ってみると記憶に定着しやすいかもやな!

ホームページ|job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです

問40

キャリアコンサルティングにおける「自己理解の支援」に関する問題です。

正答:3

1.×:自分の個性を知るうえで、肯定的な部分も否定的な部分もどちらも大切である。(P152~153)

2.×:ホランドの人間のパーソナリティと環境は、8類型ではなく6類型である。(P67)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(P138)

4.×:ジョブ・カードは、能力を見える化し自分を見つめ振り返ることで、大事にしたい価値観や強み・弱みを知り、自己理解を深めることができる。(P342~344)

問41~問50の解説へ

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