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【31問~40問】第26回キャリアコンサルタント学科試験【過去問解説】

第26回

このコンテンツは過去の学科試験の、

  • 各問題の解説
  • 各問題の正答
  • 参考書籍・参考資料等
  • キャリコンスタディ内の学習ページ
  • 語呂合わせ

をまとめています。

解説には万全を尽くしていますが、万が一誤字・脱字や間違いがございましたらご指摘いただければと思います。

第26回学科試験 問31~問40の正答解説と参考元

問31

「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(厚生労働省)で述べられた、メンタルヘルスと深い関わりのある睡眠に関する問題です。

正答:3

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P11)

2.〇:設問に関する説明として正しい。(P23)

3.×:睡眠障害が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診する。(P34)

4.〇:設問に関する説明として正しい。(P31)

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厚生労働省:睡眠対策

「健康づくりのための睡眠指針2014」が「健康づくりのための睡眠ガイド2023」に変わったな!ワイはいつでも爆睡やけどな!

問32

「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」(厚生労働省、令和6年3月)に関する問題です。

正答:4

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P2)

2.〇:選択肢のとおり。(P2)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(P3)

4.×:両立支援を行うための環境整備としては、基本方針や具体的な対応方法等の事業場内ルールを作成し、全ての労働者に周知することで、治療と仕事の両立を実現しやすい職場風土を醸成することが望ましい。(P4)

問33

発達障害のある人が職場に適応するための、上司や同僚がとるべき対応に関する問題です。(第8回問15、第20回問33と全く同じ問題)

正答:1

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P11~12)

2.×:多動は行動的、雄弁という一面もあり、企画、研究、プレゼンテーションの分野で才能として活かすこともできる。(P11)

3.×:習慣として身に付けるために、一定期間の訓練やサポート、チェック表の活用等を行う。(P10~11)

4.×:成功体験を積み重ねるための適切な支援ではない。(P10~12)

問34

マイクロカウンセリングの積極技法の一つである「フィードバック」の説明に関する問題です。 

正答:4

1.×:「焦点のあてかた」の説明である。(P11~12)

2.×:「対決」の説明である。(P11)

3.×:「指示」の説明である。(P12~13)

4.〇:「フィードバック」の説明として正しい。(P13)

問35

カウンセリングにおける傾聴の意義に関する問題です。

正答:2

1.〇:設問の説明として正しい。

2.×:​クライエントが、自分の中にある考えや感情を押し殺すのではなく自由に表現することで、「自分を開くようになり、防衛的でなくなる」ことが期待でき、そのプロセスで、「自分が誰であり、何を望んでいるか、どうあるべきか」知るようになる。

3.〇:設問の説明として正しい。

4.〇:設問の説明として正しい。

問36

グループアプローチに関する問題です。

正答:2

1.×:​​​​​​​​「対人関係ゲーム」とは、田上不二夫教授により開発された、「言語的・非言語的に人と関わりあう遊びを使って人と人とを心理的につなぐカウンセリング技法」である。國分康孝の「構成的グループ・エンカウンター」のエクササイズを取り入れ、主に教育現場で実践されている。
参考:対人関係ゲームの動向と展望(Gunma University Academic Information Repository/東京福祉大学・大学院紀要第6巻第1号)

2.〇:「サイコドラマ」に関する説明として正しい。

3.×:「Tグループ」はレヴィンらが提唱した。

4.×:「エンカウンターグループ」はロジャーズによって開発された。

過去問の第23回にも似たような問題が出てたな!
グループアプローチもしっかり押さえておこう!

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問37

ジョブ・カードに関する問題です。

正答:3

1.×:ジョブ・カードは、厚生労働省が定めた、「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」の機能を担うツールである。

2.×:ジョブ・カードは、大きく3つの様式(シート)で構成されている。

3.〇:選択肢のとおり。

4.×:マイジョブ・カードでは、登録したジョブ・カード等の情報を活用して、民間の就職・転職サイトにオンラインで登録等できるサービスを提供している。
参考:マイジョブ・カードAPI連携サービス

問38

カウンセリングにおいて、「見立て」を行う際に考慮すべき事項に関する問題です。

正答:4

1.〇:支障の程度を確かめることは適切である。

2.〇:どのように対応し取り組んでいるかを明らかにするのは適切である。

3.〇:問題がいつから生じたかや、これまでの経過を明らかにするのは適切である。

4.×:クライエントのプライバシーに配慮しながら、家族成員との関りや学校・職場での適応状況を確かめる必要がある。

問39

キャリアコンサルティングにおける「相談場面の設定」に関する問題です。

正答:4

1.×:物理的環境の設定も必要だが、プライバシーへの配慮も大切である。(倫理綱領・第5条)

2.×:ラポールづくりでは、「温かい信頼に満ちた信頼関係」をつくり、維持することが大切である。(6訂版:P402)

3.×:意思決定を行うのは相談者である。(倫理綱領・第10条)

4.〇:設問に関する説明として正しい。

問40

厚生労働省編一般職業適性検査[進路指導・職業指導用](GATB)に関する問題です。

参考:厚生労働省編一般職業適性検査[進路指導・職業指導用](一般社団法人雇用問題研究会)

正答:3

1.〇:選択肢のとおり。
参考:厚生労働省編一般職業適性検査(独立行政法人労働政策研究・研修機構)

2.〇:設問に関する説明として正しい。

3.×:適性能とは、その職業に就くための訓練や教育を受け、必要な経験を積んでいったとき、先々その職業でうまくやっていけるかどうかという潜在的な能力のことである。
参考
:厚生労働省編一般職業適性検査[進路指導・職業指導用] Q&A「何が測定できるのですか」(一般社団法人雇用問題研究会)

4.〇:選択肢のとおり。

問41~問50の解説へ

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