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【31問~40問】第29回キャリアコンサルタント学科試験【過去問解説】

第29回

このコンテンツは過去の学科試験の、

  • 各問題の解説
  • 各問題の正答
  • 参考書籍・参考資料等
  • キャリコンスタディ内の学習ページ
  • 語呂合わせ

をまとめています。

解説には万全を尽くしていますが、万が一誤字・脱字や間違いがございましたらご指摘いただければと思います。

第29回学科試験 問31~問40の正答解説と参考元

問31

キャリアの転機に関する問題です。

正答:4

1.〇:シュロスバーグの「4つの資源」の説明として正しい。(渡辺:P193)

2.〇:スーパーの職業的発達段階の説明として正しい。(渡辺:P45)

3.〇:ブリッジズのトランジションのプロセスの説明として正しい。(岡田:P86)

4.×:ジェラットは変化の激しい現代において、不確実性を積極的に受け入れ未来を創造する「積極的不確実性」の概念を提唱した。(岡田:P48)

問32

「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」(厚生労働省、令和6年3月)に関する問題です。

正答:4

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P3)

2.〇:設問に関する説明として正しい。(P3)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(P3)

4.×:事業主による取組みは、労働者の健康確保以外にも継続的な人材確保や定着、その他多くの意義があると考えられるため、労働者からの申出がない場合でも求められていることである。(P2)

問33

障害特性に応じた雇用支援策に関する問題です。

正答:3

1.〇:設問に関する説明として正しい。

2.〇:設問に関する説明として正しい。

3.×:障害があるため長期にわたり、職業生活に相当の制限を受け、または職業生活を営むことが著しく困難な方が支援の対象となるため、障害者手帳の有無は問わない。
参考:ハローワークは、就職を希望する障害者の方に専門的な支援を行っています(厚生労働省)

4.〇:設問に関する説明として正しい。
参考:障害者のテレワーク推進のため「障害者トライアル雇用制度」を拡充します(厚生労働省)

問34

アイビイのマイクロカウンセリングの技法に関する問題です。

正答:1

1.〇:「はげまし」に関する説明として正しい。(P99)

2.×:クライエントが話したかったことを明確にして整理していく「確認」の説明である。(P101)

3.×:クライエントの話のポイントをつかんで要点をまとめ、クライエントが話そうとしたことをお互いに確認しながら、問題を明確化していく「要約」の説明である。(P101)

4.×:クライエントの感情を汲み取って言語化することにより、クライエント自身が自分の感情に気づき、自分を理解していく「明確化」の説明である。(P101)

マイクロカウンセリング技法はロープレでも活用できる知識やから

しっかり学習しとこうな!

問35

クライエント中心療法の基本概念に関する問題です。
第19回問35、第12回問32と同じ問題です。

正答:3

1.〇:設問に関する説明として正しい
来談者中心療法(Counselor web)

2.〇:設問に関する説明として正しい(6訂版:P116)

3.×:クライエント中心療法ではカウンセリングを来談者主導のもとに進めていくことを主眼としており、直接的指示命令ではクライエントの行動変容は一時的なもので、真の問題解決にはつながらないとしている。(宮城:P118)

4.〇:設問に関する説明として正しい。
来談者中心療法
(Counselor web)

問36

グループワークを実践する際に留意するべきことに関する問題です。

正答:1

1.〇:設問に関する説明として正しい。(意義と実践:P157)

2.×:インストラクションは、簡潔、明快に歯切れよく説明する。(6訂版:P413)

3.×:グループワークに抵抗を示したり、流れに乗れなくて参加しないグループメンバーがいる場合には、グループワークの狙いや内容、条件、留意点などを説明した後で質問したり、参加の仕方のモデルを示したりして、速やかに抵抗を取り除いたり、参加意欲を高めておく。(意義と実践:P160)

4.×:「元気がない=悪いこと」と個人的な意見や価値観を強制せずに、その人のペースや状態を尊重した対応をする。(6訂版:P419)

問37

ジョブ・カードの作成支援に関する問題です。

参考:第Ⅱ部 ジョブ・カード編(厚生労働省)P149

正答:4

1.×:シートの各項目の書き方の単なる説明や、各項目を埋める事が目的ではなく、過去のキャリアを振り返りながら現在の状態を確認し、未来への展望を明らかにしていくことが目的である。

2.×:キャリアコンサルタントが主体的に判断し記入内容を指示するのではなく、相談者が自己理解を深め、考えを整理し、主体的に判断した上で内容を検討できるよう支援する

3.×:ジョブカードが記入できていない場合は、一緒にこれまでの棚卸しを行ったり、自己理解仕事理解が深まるような問いかけをするなどの支援が必要。

4.〇:設問に関する説明として正しい。

最新資料はこちらをチェック

厚生労働省:マイジョブ・カード

問38

システマティックアプローチにおける「カウンセリングの成果」の評価に関する問題です。

正答:2

1.〇:設問に関する説明として正しい。(P400)

2.×:成果の評価には自己及び他人による評価を行うことが含まれるため、評価方法としては適切である。(P397)

3.〇:設問に関する説明として正しい。(P400~401)

4.〇:設問に関する説明として正しい。(P401)

問39

「相談目標の明確化」を行う場面に関する問題です。

正答:4

1.×:目標設定は、クライエントの考えを方向づけ行動するのを援助するものであるため、「上司の行動変容」を目標とすることは適切ではない。(P380)

2.×:目標の設定はクライエントとの共同作業であり、カウンセリングの進展のためにはクライエント自身が目標に向かって自己をコミットする必要があるため、「与える」のは適切ではない。(P379)

3.×:言動をそのまま信じるのは適切ではない。具体的な欲求を明確にし、小さなターゲットごとにカウンセリングをすすめる。(P380~381)

4.〇:相談目標の明確化」に関する説明として正しい。(P380~382)

問40

キャリアコンサルティングにおける検査の使用に関する問題です。

正答:2

1.×:対象者にはあらかじめ検査の目的を十分に理解させる必要がある。

2.〇:設問に関する説明として正しい。

3.×:検査結果は個人情報であることを認識したうえで、今後の指導のために記録、整理、保管する必要がある。

4.×:結果のフィードバックは、実施対象者の自己理解と発達を促すように、必ず行う必要がある。

問41~問50の解説へ

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