令和3年度能力開発基本調査に記載されている情報にOJTとOff-JTの統計があります。
キャリアコンサルタント学科試験でも頻出ですが、数字が多いので混乱してしまうことが多い問題の一つです。
本記事では、令和3年度能力開発基本調査のOJTとOff-JTに関するデータを過去問の傾向からまとめています。
OJTとOff-JTのデータ早見表
能力開発基本調査は、同じ様な文章が繰り返し書かれていて、かなり読みづらい印象がありますので、噛み砕いて早見表にしてみました。
対象 | 内容 | 割合 |
正社員以外 | 教育訓練の実施状況 | 正社員と比較すると約40%強 |
正社員以外 | Off-JT、自己啓発支援 | 「今後3年間」増加予定が「過去3年間」増加したを上回る |
正社員(50歳未満) | チームワーク、協調性・周囲との協働力 | 55.7%で最も多い |
正社員(50歳以上) | マネジメント能力・リーダーシップ | 55.6%で最も多い |
正社員以外 | チームワーク、協調性・周囲との協働力 | 56.2%と最も多い |
正社員・正社員以外 | Off-JTを実施 | 7割 |
企業 | Off-JTまたは自己啓発支援に支出 | 50.5% |
正社員 | 産業別には電気・ガス・熱供給・水道業OFF-JT実施 | 最も多い |
正社員以外 | 産業別には複合サービス事業OFF-JT実施 | 最も多い |
正社員 | 計画的なOJT | 59.1% |
正社員以外 | 計画的なOJT | 25.2% |

令和3年のポイントをまとめておいたで!
まとめ
このページでは、過去問の傾向からポイントになりそうなデータを抽出しているので、網羅したいぜ!という方は下記の令和3年版の能力開発基本調査を参考にしてください。

【キャリコン】令和3年度能力開発基本調査まとめ【ピンポイントで学習】
能力開発基本調査は過去問を見てもかなりの頻度で出題されている資料になります。
内容は、同じような文章が続いているため個人的な感想としてはかなり読みにくい印象を持っています。ですが、キャリアコンサルタント試験を受ける上で外せない資料となって...