有効求人倍率と完全失業率では通例として、前年の12月や3月までの数値が出題されています。
本記事では、そんな視点から、有効求人倍率と完全失業率の令和3年3月までの推移をまとめています。
有効求人倍率
令和2年 | 令和2年度 | 令和3年3月 | |
有効求人倍率 | 1.18倍 | 1.10倍 | 1.10倍 |
3月の正社員の有効求人倍率は0.84倍でした。令和2年平均の有効求人倍率は1.18倍で、前年に比べて0.02ポイント増加。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の1.70倍、最低は沖縄の0.76倍となっています。
完全失業率
年平均 | 月次(季節調整値) | |||||
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2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年1月 | 2月 | 3月 | |
完全失業率 | 2.4% | 2.4% | 2.8% | 2.9% | 2.9% | 2.6% |
主な産業別就業者を前年同月と比べると「宿泊業、飲食サービス業」「サービス業」「製造業」などが減少しました。
求職理由別に前年同月と比べると「勤め先や事業の都合による離職」が10万人の増加。「自発的な離職(自己都合)」が1万人の減少。「新たに求職」が12万人の増加しました。
完全失業率は月次で、2%後半(3%を切る)で推移していることが分かります。
まとめ
出題されるかどうかは分かりませんが、キャリアコンサルタントとしては気になるポイントになるかと思いますのでまとめておきました。