有効求人倍率と完全失業率ですが、コロナ禍という特殊な状況で試験範囲に何月までのデータが反映されるかという所が悩ましいところですが、通例として、前年の12月や3月までの数値が出題されています。
本記事では、そんな視点から、有効求人倍率と完全失業率の令和2年12月までの推移をまとめています。
有効求人倍率
2019年 | 2019年度 | 2020年12月 | 2020年(令和2) | |
有効求人倍率 | 1.60倍 | 1.55倍 | 1.06倍 | 1.18倍 |
12月の正社員の有効求人倍率は0.81倍でした。令和2年平均の有効求人倍率は1.18倍で、前年に比べて0.42ポイント低下。
完全失業率
年平均 | 月次(季節調整値) | ||||||
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2018年 | 2019年 | 2020年 | 2020年9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
完全失業率 | 2.4% | 2.4% | 2.8% | 3.0% | 3.1% | 2.9% | 2.9% |
完全失業率は月次で、3%前後で推移していることが分かります。
就業者数、雇用者数とも9か月連続の減少。
完全失業者数は194万人となっており、前年同月に比べ49万人の増加。また11か月連続で増加しています。
まとめ
出題されるかどうかは分かりませんが、キャリアコンサルタントとしては気になるポイントになるかと思いますのでまとめておきました。